ルノー ルーテシア、クラッチが滑り走行困難となるおそれ リコール

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ルノー・ルーテシア(2013年)
ルノー・ルーテシア(2013年) 全 2 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは8月30日、『ルーテシア』および『ルーテシアR.S.』のEDCトランスミッションに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2013年5月10日~10月2日に製造された1036台。

EDCトランスミッションのインプットシャフトシールにて、材質の選定が不適切なため、トランスミッション内部の熱によりシールが硬化するものがある。そのため、インプットシャフトとの接触面が早期に摩耗し、気密性が低下。トランスミッションオイルがクラッチハウジング側に漏れ、最悪の場合、発進時や登坂時にクラッチが滑り、走行が困難になるおそれがある。

改善措置として全車両、インプットシャフトシールを対策品に交換する。また、漏れたオイルがクラッチディスクに付着している場合は、クラッチキットを新品に交換する。

不具合は290件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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