三井ハイテック、電動車シフトに対応して欧州でモーターコア製造工場を新設へ

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三井ハイテックは、ポーランドに車載用モーターコアを製造する工場を新設すると発表した。

フランスや英国の政府がガソリン車、ディーゼル車の販売を2040年に禁止を打ち出したのに加え、欧州自動車メーカーが電気自動車シフトを本格化することなどから今後、車載用を中心に高効率モーター用コアの需要が増加が見込まれている。これを受けて同社は、欧州市場での販売強化とグローバル供給体制の構築を図ることを目的に製造販売拠点の展開を検討してきた。

日系やドイツの自動車メーカーの拠点に近いことや、投資費用が抑えられ、豊富な労働力を獲得できることに加え、ポーランド当局からインセンティブが得られる見通しとなったことなどから、ポーランドに製造子会社を設立する。

新会社は「ミツイハイテック(ヨーロッパ)」で、資本金は500万ズロチ(約1億5000万円)。10月に設立する予定で、工場の操業開始時期は未定。

また、同社は欧州での市場調査を強化するため、ドイツ・フランクフルトに駐在員事務所を開設する。

《レスポンス編集部》

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