圧倒的な音質改善。メルセデスベンツ Cクラス用 トレードインスピーカーの実力

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圧倒的な音質改善。メルセデスベンツCクラス用トレードインスピーカーの実力
圧倒的な音質改善。メルセデスベンツCクラス用トレードインスピーカーの実力 全 5 枚 拡大写真

手間を掛けずに、クルマに加工を施さずに良い音を手に入れたい。そんなユーザーにぴったりなのがフォーカルの車種別専用キットだ。車種専用で開発された取り付けパーツやネットワークを備え、純正スピーカーからの交換だけで高音質をゲットできる。


◆車種別専用設計が施され
フォーカルサンドを手軽に味わえる

フォーカルの車種別専用キットが人気を集めている。純正スピーカーからの換装を前提としたキットだが、特徴となるのはそのクオリティの高さだ。今回紹介するメルセデスベンツ用にはK2パワーシリーズの「ES 80 K for MB」とフラックスシリーズを用いた「ES 80 F for MB」の2モデルが用意されている。どちらも一般的なトレードインスピーカーとは異なり、フォーカルが誇る高品質なスピーカーユニットを用いることで高音質を手に入れたモデルとなった。

さらに、車種専用ならではの取り付け性の高さも、もう一つの特徴だ。車種専用に設計されたバッフルやハーネス、デッドニングシートまで備え、まさにポン付け感覚のスマートでスピーディな取り付けで高音質を引き出すことができる。またクルマの加工を一切行うことなく、純正然としたスタイルのままでフォーカルの極上サウンドを味わえるのもこのキットの特徴だ。

またネットワークも車種専用設計(日本国内で設計・製作)で、取り付けて配線を接続するだけで狙ったサウンドを引き出せるのも車種専用ならでは。メルセデスの場合は純正のサブウーファーを利用するのだが、こちらのローパスフィルターも同梱しているので、フォーカルの車種別専用キットとの音のつながりも絶好だ。


◆振動板に黄色のアラミド繊維を用いた
フォーカルを代表するK2パワーシリーズ

今回取材したのはK2パワーシリーズのスピーカーを用いた「ES 80 K for MB」だ。黄色のアラミド繊維を用いた振動板を持つK2パワーシリーズはフォーカルを代表するラインアップのひとつで、トゥイーターとミッドバスの振動板に同一素材のアラミド繊維を採用することで低域から高域までの音色を統一している。

トゥイーターは、アラミド繊維のしなやかさとM型形状のドーム振動板の特性を組み合わせることで確かな強度を保ちつつ、高域特性を高めてなおかつ低歪みを実現しているのが特徴。アラミド繊維ならではのソフト&スピード感溢れるサウンドを引き出している。

ミッドバスは、エッジ部分にはリブ状のTMDチューンドマスダンパー(中間部とエッジ部分の重さが異なる構造)を設置して共振点をズラしたのが特徴。その効果は中域に特に顕著にあらわれ、周波数特性を大幅に改善している。ダンパーにも内周/外周で凹凸を変化させたプログレッシブダンパーを採用するなど、歪みを徹底排除した設計も見どころだ。

このような高品質なユニットであるK2パワーシリーズを用いた「ES 80 K for MB」。メルセデスベンツのサウンドを大幅レベルアップするには願ってもないキットとなった。


◆クリアで伸びやかな高域特性に加えて
中低域のつながりの良さも注目ポイント

メルセデスベンツ用の車種別専用キットである「ES 80 K for MB」を『Cクラス・ステーションワゴン』に取り付けたデモカーが用意されているのでチェックしてみた。同キットの対応車種はCクラス・セダン/ステーションワゴンだ。

「ES 80 K for MB」を取り付けるとサウンド面のクオリティアップは著しい。まず、もっともわかりやすいのは高域。Cクラスは純正状態ではトゥイーターを装備しないので、同キットを取り付けることで劇的に高域特性は進化している。

さらにK2パワーのユニットを用いることでフォーカルらしい心地良いサウンドを再現しているのも特徴だ。音が出た瞬間に、純正スピーカーに比べて情報量が格段にアップしているのがわかる。また純正サブウーファーにも専用のローパスフィルターを加えているため、中高域との音のつながりも良好だ。さらに濁りのないクリアな中高域を再現しているのも印象的だ。

また、このクルマにはフロント2ウェイに加えて、センタースピーカーも設置していることから、音像の明確さも格段にアップ。ダッシュの前から聞こえてくる明確でクリアなサウンドが楽しめる仕様となっているのもCクラスユーザーには嬉しいところだろう。

トレードイン取り付けでCクラスのサウンドを大幅にアップさせることができるフォーカルの車種別専用キット「ES 80 K for MB」。スマート&スピーディに取り付けて、今すぐ愛車に高音質を取り入れよう。

《土田康弘》

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