スバル アウトバック、SUPER GTで支援車両として活躍---FROは走りが大事

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
SUPER GTのFRO
SUPER GTのFRO 全 20 枚 拡大写真
SUPER GTではレースカーが主役だが、セーフティーカーやFRO(ファーストレスキューオペレーション)といった、重要な役割を持つ車両がいる。中でもFROは事故発生時にいち早く現場に到着するために、「走り」の部分は非常に重要だという。

各サーキットにはセーフティーカーやレスキューカーなどが配備されており、SUPER GTでは、それらの車両とも連携しながら、独自システムのセーフティーカーやレスキューカーも用意している。

SUPER GTのFRO車両は、3台がコースサイドで待機している。FROは現在、ポルシェ『マカン・ターボ』、日産『スカイライン・クロスオーバー』、スバル『レガシィ・アウトバック』がその任務に当たっており、ドライバー、ドクター、ファイア&レスキューを担う3人がそれぞれに乗車して、備えている。車両には医療器具はもちろん、消火器、バックボード(身体を固定する寝板)、クラッシュした車両からドライバーを救うための工具が積まれている。

またFROには、いち早く事故現場に到着する動力性能が求められる。中でもスバルのレガシィアウトバックは、日本国内市場ではノンターボの2.5リットルエンジン仕様しか設定されていないが、SUPER GTではオーストラリアの3.6リットル仕様を用意している。それでもノンターボでパワー不足は否めないので、足回りを交換することで性能をカバーしている。今回からタイヤとホイールをチェンジした。

ホイールは、以前はレースに参戦するスバル「BRZ GT300」同じとBBSのRI-Aを使用していたが、BBSのLMにチェンジ。合わせてタイヤをダンロップ『スポーツMAX 050+』とした。

ドライバーを務める山脇大輔さんは、「観客のみなさんが思っている以上、全開近い速度で走ったります。足回りがしっかりしてフットワークも軽やかになり、コースを思いっきり走っていても不安は無いです。クラッシュした車両の近くに行き、時には牽引したりするので、グラベルを走る性能も重要です。そのため車高を下げられないですが、良く仕上がっていると思います」と、性能について語った。
レクサスは日本向けの新型『ES』(Lexus ES)に、量産車として世界で初めてデジタルアウターミラー…

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る