アウディ e-tron、エヌビディアのコネクト技術採用…「バーチャルコックピット」にも

自動車 テクノロジー ネット
アウディ e-tron
アウディ e-tron 全 4 枚 拡大写真

エヌビディア(NVIDIA)は9月18日、アウディ初の市販EV、アウディ『e-tron』(Audi e-tron)が、エヌビディアの車載コネクティビティ技術を採用した、と発表した。

アウディは、e-tronのナビゲーションシステム、エンターテインメント、キャビンコントロールなどを行うインフォテイメントシステム、「MMI(マルチ・メディア・インターフェース)」に、エヌビディアの技術を導入した。

e-tron には、2つの大型「MMIタッチレスポンスディスプレイ」をレイアウト。従来のほぼすべてのスイッチ類を、これらのディスプレイに置き換えた。多くの機能は、日常会話にも対応するボイスコントロールシステムによって操作することが可能。ディスプレイをオフにすると、上部ディスプレイは、周囲の大型ブラックパネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなる。それとは対照的に、下部ディスプレイは、幅広いセンターコンソールに一体化されたデザインとした。

このタッチレスポンスディスプレイは、画像や情報をブラックの背景に表示。グラフィカルユーザーインターフェースは、意図的にシンプル化され、明瞭な構成になっているため、情報を瞬時に把握することができるという。

e-tron に標準装備される「アウディバーチャルコックピット」にも、エヌビディアの技術を採用。アウディバーチャルコックピットには、必要なすべての情報をシャープで高解像度なグラフィックで表示する。ドライバーは、ディスプレイの表示方法を2種類のビューから選択することができる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る