BMW i3 に大容量バッテリーの新グレード、航続2割拡大

BMW i3 120Ah
BMW i3 120Ah全 15 枚

BMWグループは9月28日、EVの『i3』に大容量バッテリーを搭載し、航続を拡大した新グレード「120Ah」を、欧州仕様に設定すると発表した。

画像:BMW i3 の「120Ah」

バッテリーの大きさは従来通りながら、蓄電容量を現行「94Ah」の33.2kWhから42.2kWhへ、27%大容量化。これにより、1回の充電での航続(NEDC計測モード)は、標準グレードが最大300kmから359kmへ、i3sが最大280kmから345kmへ、およそ2割の航続拡大を果たす。

モーターのスペックは従来通り。標準グレードは最大出力170hp、最大トルク25.5kgm。i3sグレードは最大出力184hp、最大トルク27.5kgmを発生する。動力性能は、標準グレードが0~100km/h加速7.3秒、最高速150km/h(リミッター作動)。i3sグレードが0~100km/h加速6.9秒、最高速150km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

充電は家庭用ソケット(2.4kW)の場合、約15時間で最大80%まで充電可能。BMW「i Wallbox」に接続すると、11kWの出力でバッテリーの80%を、およそ3時間で充電できる。出力50kWの急速チャージャーを利用すれば、42分でバッテリーの80%を充電できる。

この120Ahグレードでは、新ボディカラーとして、フローズングレイのアクセントが添えられたJucaro ベージュメタリックを採用。新色に合わせて、インテリアもエレクトロニックブラウンなどの新カラーを導入する。「スポーツパッケージ」も新たにラインナップ。専用ダンパー&スプリングとスタビライザー、10mmローダウンのサスペンション、20インチホイール、スポーツサスペンションなどを採用。ツートンボディカラーやブラックのホイールアーチも、スポーツパッケージの特徴になる。

また、LEDヘッドライトは、アダプティブLEDヘッドライトに進化。ハイビームにはマトリックス技術が組み込まれており、視界を拡大すると同時に、対向車や歩行者に眩惑を与えない設計とした。フロントカメラが対向車などを検知すると、ハイビームをロービームに自動切り替え。ステアリングホイールの動きに反応し、ヘッドライトの角度を自動制御し、コーナー先の視界が広がることで、暗い道でも路面の状況を素早く認識する。このアダプティブLEDヘッドライトには、コーナリングライトとハイビームアシスタントも含まれている。

「iDrive」オペレーティングシステムは、メニュー表示を最適化。オプションのナビゲーションシステム「ビジネス」と組み合わせて利用できるようになった。スマートフォンなどを、ワイヤレスで充電できる機能も採用。無線LANホットスポットも新たに利用できるようになり、車内で最大10個のデバイスを、高速でインターネット接続できる、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レヴォーグ』次期型は2027年登場か! 2.4Lターボが存続?
  2. トヨタのミッドシップスポーツ『MR2』400ps超+AWDなるか?…10月のスクープ記事ベスト5
  3. 【マツダ3 新型試乗】ガソリンMHEVはディーゼルの代わりになるのか?…中村孝仁
  4. 雨の日の視界を守るドアミラー対策…『秋の愛車メンテナンス』まとめ
  5. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. 「9分で充電てどういうこと?」BYDの新型フラッグシップSUV『ATTO 8』に驚きの声
  4. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  5. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
ランキングをもっと見る