メルセデスAMG「43」に初のマイルドハイブリッド、4ドアクーペの GT に…パリモーターショー2018

メルセデスAMG GT43 4MATIC+4ドアクーペ(パリモーターショー2018)
メルセデスAMG GT43 4MATIC+4ドアクーペ(パリモーターショー2018)全 14 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー2018において、メルセデスAMG『GT43 4MATIC+4ドアクーペ』をワールドプレミアした。メルセデスAMG「43」シリーズ初のマイルドハイブリッド車となる。

メルセデスAMGの43シリーズは、『Cクラス』、『Eクラス』、『GLC』、『GLE』にラインナップされており、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを積む。CクラスのメルセデスAMG「C43 4MATIC」の場合、最大出力390hp、最大トルク53kgmを発生。0~100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

パリモーターショー2018でワールドプレミアされたメルセデスAMG GT43 4MATIC+4ドアクーペは、メルセデスAMGの43シリーズ初のマイルドハイブリッド車。新開発のマイルドハイブリッドシステム「EQブースト・スターター・オルタネーター」を採用する直列6気筒エンジンを搭載する。

EQブースト・スターター・オルタネーターは、スターターモーターとオルタネーターを強力なモーターに内蔵し、排気量3.0リットルの直列6気筒ガソリンターボエンジンと9速ATの「AMGスピードシフト TCT 9G」の間にレイアウト。48Vの電装システムも採用する。そして、走行状況に応じて、自動的にエンジンのオン/オフを行い、燃費や排出ガス性能を引き上げる。

エンジンスペックは最大出力が367hp、最大トルクが51kgm。ブースト機能を備えており、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。動力性能は、0~100km/h加速が4.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。AMGドライバーパッケージでは、リミッターが解除され、最高速は270km/hに到達する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る