メルセデスベンツ GLE 新型、受注を欧州で開始…6万5807ユーロから

48Vシステムを広範囲に導入

アクティブサスペンションで車体姿勢・走行を制御

コックピットディスプレイ

メルセデスベンツGLE新型
メルセデスベンツGLE新型全 14 枚

48Vシステムを広範囲に導入

メルセデスベンツは10月29日、新型『GLE』(Mercedes-Benz GLE)の欧州受注を開始した。ドイツ本国でのベース価格は6万5807ユーロ(約840万円)で、納車は2019年初頭から開始される。

画像:メルセデスベンツ GLE 新型

新型GLEの特徴が、48Vシステムの広範囲に渡る導入にある。発売当初の「GLE450 4MATIC」グレードでは、パワートレインに48Vのマイルドハイブリッドシステムを搭載する。

3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力367hp、最大トルク51kgmを引き出す。このエンジンに、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムなどの新技術を組み合わせ、効率性、快適性、高性能化を同時に追求した。
メルセデスベンツGLE新型メルセデスベンツGLE新型
ISGは最大出力22hp、最大トルク25.5kgmを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ね備える。回生ブレーキによる発電で得た電力を、リチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジン低回転時にその電力を利用して動力補助を行い、高い効率性と力強い加速を追求した。また、スターターが高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、快適性も引き上げた。

アクティブサスペンションで車体姿勢・走行を制御

また新型GLEには、48Vの電気システムを備えたアクティブサスペンション、「E-ACTIVE BODY CONTROL」を初採用する。新開発の「AIRMATIC」エアサスペンションと組み合わせられ、4輪のスプリングとダンパーを個別に制御できる。これにより、ロールのみならずピッチやスクオットも抑え、さらに快適な乗り心地と高いハンドリング性能を実現するという。
メルセデスベンツGLE新型メルセデスベンツGLE新型
このE-ACTIVE BODY CONTROLを生かして開発されたのが、オフロード走行向けの「フリードライビングモード」となる。新型GLEが砂丘のような場所でスタックした場合でも、車両をより簡単に脱出させるのに役立つ。フリードライビングモードでは、サスペンションを自動的に数回上下させて、タイヤの接地圧を変化させ、トラクションを向上させる。また、4輪の地上高を、ダッシュボードのメディアディスプレイのタッチスクリーンで個別に調整することができ、例えば、1つの車輪がスタックしている場合でも、脱出を容易にする。

また、E-ACTIVE BODY CONTROLには、「カーブ傾斜機能」を採用した。3段階のコーナリングモードが選択でき、ほとんど遠心力のない状態で、コーナーを曲がることができるという。ステレオカメラが装備されている場合には、路面スキャンが可能で、カメラは連続的に路面をスキャンし、荒れた路面に差しかかる前に、サスペンションが反応し乗り心地を向上させる。

コックピットディスプレイ

新型GLEには、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとしたデジタルコクピットを採用する。

この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素に。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。
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新型GLEには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」、「アクティブ・ブレーキ・アシスト」、「アクティブ・ストップ&ゴー・アシスト」、「アクティブ・ステアリング・アシスト」、「アクティブ・ディスタンス・アシスト」、「アクティブ・ブラインド・スポット・アシスト」などが、豊富に用意されている。

《森脇稔》

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