ホンダが「究極」のオフローダー提案、バケットシートは シビックタイプR…SEMA 2018

SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタムカーのイベント。ホンダが今年のSEMAショーで初公開したラギッド・オープンエアビークル・コンセプトは、究極のオフローダーを提案する1台となる。
ホンダR&Dアメリカが開発を担当しており、ピックアップトラックの『リッジライン』の車台をベースに、ホンダのATV(オール・テレーン・ビークル)、『パイオニア』をモチーフにしたオープンボディを架装した。ATVのパイオニアは小型の4WDバギー。フロントのウインドスクリーンやサイドガラスがないフルオープンとなっており、パイプフレームが乗員を保護する構造のスパルタンモデルだ。
また、ラギッド・オープンエアビークル・コンセプトでは、オフロード走行で乗員のホールド性を確保するバケットシートに、新型『シビックタイプR』用を装着した。屋根のないオープンボディに配慮して、4席のバケットシートの表面には防水加工が施されている。
《森脇稔》