トヨタが車の月額定額保有サービス「KINTO」を開始へ 2019年初め

“愛車”の例:トヨタ・パッソ
“愛車”の例:トヨタ・パッソ全 4 枚

トヨタ自動車は、ユーザーとクルマとの新しい関係を提案する愛車サブスクリプションサービス「KINTO」の展開を2019年初めをめどに開始する。1日、発表した。車の保有に加え、税金や保険の支払い、車両のメンテナンスなどの手続きをパッケージ化した、月額定額サービスだ。

【画像全4枚】

1台のクルマを長年保有するニーズに加え、好きなクルマ・乗りたいクルマを自由に選び、気軽に楽しみたいというニーズも高まってきている。「KINTO」では、好きなクルマ・乗りたいクルマを自由に選び、好きなだけ楽しめるようになる。「KINTO」は必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動でき、環境にも優しい「筋斗雲」をイメージしたサービス名称。

クルマを愛車として大切に使うユーザーには、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化し、ユーザーに還元するプログラムも展開する予定だ。

今、自動車業界は「100年に一度」と言われる大変革の時代を迎えており、こうした変化の中で、トヨタは、クルマをつくる会社からモビリティに関わるあらゆるサービスを提供する「モビリティ・カンパニー」への変革を試みている。

クルマが「所有」から「利活用」にシフトし、シェアリングやカーリース、レンタカーなど、保有の形態や乗り方の選択肢が増えるため、クルマはますます便利で快適な移動手段となっていくとトヨタでは期待している。

「KINTO」の運営方法・形態などについては、現在詳細を検討しており、当初は東京地区でトライアルを実施する予定。
トヨタ全販売店で全車種併売、カーシェアも…

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  2. マルチスズキ、ジムニー5ドアの輸出が10万台突破…最多出荷先は日本
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る