GM世界販売12.4%減の614万台、キャデラックは8.8%増 2018年1-9月

キャデラックXT5
キャデラックXT5全 4 枚

GM(General Motors)は10月31日、2018年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は614万1081台。前年同期比は12.4%減と2桁のマイナスだった。

国別の実績では、中国が268万0330台を販売し、引き続きGMの最量販市場に。ただし、前年同期比は2.5%減とマイナスに転じた。中国に続いたのは、地元の北米だ。2018年1~9月は257万2721台を販売した。前年同期比は1.8%減と引き続き落ち込む。米国では、好景気とガソリン価格の下落により、SUVやピックアップトラックといった大型車の販売が伸びてきたが、すでに頭打ちとの見方が強い。

その他の世界市場では2018年1~9月、7.3%減の88万5106台を販売した。欧州は2924台で、前年同期比99.6%減と大きく減少する。これは傘下のオペルを、PSAグループに売却した影響となる。

2018年1~9月のブランド別実績では、シボレーが前年同期比0.3%減の297万7073台と後退する。ビュイックは8.6%減の92万5359台にとどまった。GMCも3.2%減の48万5005台と落ち込む。一方、キャデラックは8.8%増の27万9258台と引き続き好調だった。

GMの2017年の世界新車販売台数は960万0340台だった。前年比は4.1%減と、5年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る