ボッシュが二輪向けメーターディスプレイ新開発、スマホと連携も…EICMA 2018

ボッシュの二輪車向け「インテグレーテッド コネクティビティ クラスター」
ボッシュの二輪車向け「インテグレーテッド コネクティビティ クラスター」全 2 枚

ボッシュは(Bosch)は、ミラノモーターサイクルショー2018(EICMA 2018)において、二輪車向けの「インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスター」を発表した。

インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスターは、ボッシュの二輪車向け先進運転支援システム(ADAS)、「アドバンスト ライダー アシスタンス システム」のために開発された。各種機能を二輪車のライダーに向けて視覚化するにあたり、ユーザーに焦点を当てたHMI(ヒューマン マシン インタフェース)が求められることになり、インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスターは開発された。

ボッシュのインテグレーテッド・コネクティビティ・クラスターは、従来の計器類と広範囲にわたるインフォテインメント機能を1つのデバイスにまとめたもの。Bluetooth経由でライダーのスマートフォンにつながる。ハンドルバーでの直感的な操作により、ライダーは電話への受け答えや連絡先リストへのアクセス、また音楽を聴くことが簡単に行える。

スマートフォン統合ソリューションの「mySPIN」によって、さらなる機能が利用できる。ライダーは自身のスマートフォンのコンテンツを、二輪車やスクーターに統合することが可能。完成車メーカーは、幅広い選択肢を持つオープンプラットフォームを利用することができるようになる。

mySPINには、外部のアプリ開発者が持つノウハウを活用できる可能性も秘められている。そのシンプルな使用感やライダーの注意散漫を招く要素を最小に抑えた設計により、ライダーの快適性や利便性の向上に貢献する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る