搬出・搬入シーンが台紙に…東武が「C111」の搬入記念乗車券を発売 12月3日から

搬出・搬入時のシーンが入った「SL復元機搬入記念乗車券」の台紙。硬券乗車券4枚がセットになっており、「C111」の歴史なども掲載されている。
搬出・搬入時のシーンが入った「SL復元機搬入記念乗車券」の台紙。硬券乗車券4枚がセットになっており、「C111」の歴史なども掲載されている。全 1 枚

東武鉄道(東武)は、12月3日から「SL復元機搬入記念乗車券」を発売する。

2017年8月から運行を開始した『SL大樹』を引くC11形蒸気機関車207号機(C11 207)に続く蒸気機関車として、同形機の「C111」が11月14日に北海道江別市から埼玉県久喜市の南栗橋車両管区に搬入されたことを記念して発売されるもの。

2019年1月2日まで3000セットが東武線の55駅で発売され、発売額は1000円。1人5セットまで購入できる。なお、発売開始に先立ち、12月2日に南栗橋車両管区で開催される「2018東武ファンフェスタ」では200セットが販売される。

「C111」は、滋賀県にあった私鉄の江若(こうじゃく)鉄道が1947年に導入した国鉄C11形の同形機で、北海道の釧路地方にあった雄別炭礦鉄道や釧路開発埠頭を経て1975年に廃車。その後は北海道江別市で静態保存されていたが、2020年冬を目途に東武で動態復元されることになった。大手私鉄による蒸気機関車の動態復元は初のケースとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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