阪急京都線『京とれいん』の2編成目は雅な都へ向かう「雅洛」(がらく)…7000系の改造で2019年3月にデビュー

7000系を改造する『京とれいん 雅洛』。
7000系を改造する『京とれいん 雅洛』。全 10 枚

阪急電鉄(阪急)は12月7日、京都線で運行している観光特急『京とれいん』の2編成目を2019年3月に投入すると発表した。

現行の『京とれいん』は、「和モダン・京町家風」の車内デザインを施した6300系電車の6両編成を使用して、2011年3月から土休日に梅田~河原町間で4往復が運行されている。

今回投入されることになった2編成目は「ご乗車されたときから京都気分」をコンセプトにした『京とれいん 雅洛』として、7000系電車6両編成の改造車が充てられる。

車体は、いわゆる「阪急マルーン」色をベースに1両ごとに季節の植物をデザイン。車内は、各車両に桜や日本の伝統文様である「七宝紋」などを用いたデザインが施されており、スマートフォンなどで前方の走行風景を楽しめる前方映像配信サービスや車内WiFiサービスも実施される。

なお、『京とれいん』が運行される京都線では2019年1月19日にダイヤ改正が実施されるが、現行の『京とれいん』は、途中、淡路・桂・烏丸に停車する「快速特急A」として、『京とれいん 雅洛』は、途中、十三・淡路・桂・烏丸に停車する「快速特急」として設定。快速特急は『京とれいん 雅洛』が運行を開始するまでは一般車両で運行される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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