証券取引等監視委員会、報酬の虚偽報告でゴーン元会長らを東京地検に告発

ゴーン前会長
ゴーン前会長全 2 枚
金融庁証券取引等監視委員会は、1月10日、金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出)の疑いで、法人としての日産自動車と、カルロス・ゴーン元会長、グレッグ・ケリー元代表取締役の2人を東京地方検察庁に告発したと発表した。

容疑は、ゴーン容疑者とケリー容疑者が共謀して2016年連結会計年度にゴーン容疑者の報酬、賞与その他その職務執行の対価が約22億8200万円だったにもかかわらず、その一部を隠ぺい、「コーポレート・ガバナンスの状況」欄内の「役員ごとの連結報酬等の総額等」欄にゴーン容疑者の総報酬と金銭報酬を10億7100万円と記載した有価証券報告書を提出していた。

同様に、2017年3月期連結会計年度の総報酬などが約24億0200万円だったのに対して総報酬を10億9800万円と記載、2018年3月期の総報酬などが24億9100万円だったのに対して7億3500万円と記載し、それぞれ有価証券報告書を提出していた。

これらの行為は金融商品取引法違反で、法定刑は10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金またはこれを併科、法人としては7億円以下の罰金となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 水素、バッテリー、サーキュラーエコノミー、最新のエネルギー技術が一堂に~第24回 スマートエネルギーWEEK【秋】~ 9月17日開幕PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る