トヨタ ヤリス に「GR SPORT」、ハイブリッドスポーツ提案…欧州2019年型に設定

トヨタ・ヤリス GR SPORT
トヨタ・ヤリス GR SPORT全 9 枚

トヨタ自動車の欧州部門は1月16日、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』に相当)の2019年モデルに、「GR SPORT」(Toyota Yaris GR SPORT)を設定すると発表した。

「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すGAZOO Racingが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTを設定する。

ヤリスのGR SPORTは、欧州初のGR SPORTだ。GRMNと同様、ザックス製のパフォーマンスダンパーを装着し、剛性を高めるために専用のスタビライザーを採用する。車高は15mm引き下げられた。ブラックの17インチホイールはGR SPORT専用だ。タイヤはGRMNモデルと同じく、ブリヂストン「ポテンザRE50」の205/45R17サイズを履く。車両重量の増加は、5kg以内に抑えられる。

外装は、ピアノブラックのドアモール、ブラックハニカムグリル、ブラックドアミラーハウジング、ブラックのフロントフォグライトベゼルが専用だ。ヘッドライトは、GR SPORTらしく、内部はブラック仕上げとなる。赤いデカールは、フロントリップスポイラーとリアバンパーに追加された。

室内には、GRブランドのスポーツシートを採用する。シートはブラックのウルトラスエードで覆われた。『86』と同じ小径3本スポークステアリングホイールも装備した。ドライバーがスタートボタンを押すと、マルチインフォメーションTFTディスプレイには、GRのロゴマークが浮かび上がる。

パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドのみだ。ハンドリングが楽しいハイブリッドスポーツを提案している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る