介護者に朗報、ウェットスーツ素材でつくったポータブル簡易浴槽が登場…CareTEX2019

ヘルメット潜水がつくったポータブル簡易浴槽
ヘルメット潜水がつくったポータブル簡易浴槽全 4 枚

介護用品などを一堂に会した展示会「CareTEX2019」(6~8日、東京ビッグサイト)で介護者にとって非常にありがたい商品を発見した。それはヘルメット潜水(本社・大分県国東市)がつくったポータブル簡易浴槽だ。

【画像全4枚】

非常に軽量で、一人でも簡単に組み立てることができ、しかもいろいろな場所で入浴させることができるのだ。ベッドの上でも大丈夫というから驚きだ。素材は断熱性のある柔らかいウェットスーツ素材でできており、水漏れの心配もない。使わないときは、丸めて収納もできる。

実は同社はウェットスーツメーカーで、これまでその素材を使って足に履く湯たんぽや腰に巻く湯たんぽ、座布団、防水エアクッションなどさまざまなアイディア商品をつくってきた。

「介護の現場で被介護者を入浴させるのが非常に大変だと聞き、これををつくりました。これから在宅介護が増えてくると思うので、非常に助かると思います。これまで被介護者を入浴させる場合、4人がかりでしたが、これだと一人でできますからね」と伊賀正男社長は話す。

確かに被介護者を入浴させるのは大変だ。筆者の父親の場合もそうだった。ケアセンターで専門の業者を自宅に呼んでもらい、4人がかりで浴槽を組み立てて入浴させていた。そのときに、この商品があればと思ったほどだ。

なにしろ専用バッグから板とポータブル簡易浴槽を取り出して、被介護者の下に敷いて、囲むように組み立てるだけなのだ。一人で10分もあれば、浴槽が完成する。「発売したばかりですが、すでにいろいろなところから引き合いがきています。特に中国からが多いです。地方の田舎では自宅に風呂がないところが多いので、すぐにでも欲しいのだと思います」と伊賀社長。

価格は仰臥位入浴タイプが27万円、座位入浴タイプが23万2000円。伊賀社長によれば、最近はウェットスーツをつくることが少なくなり、その素材を利用した商品ばかりつくっているそうだ。

《山田清志》

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