[カーオーディオ“本格”のススメ]ダイヤトーンサウンドナビを楽しむ!

ダイヤトーンサウンドナビ
ダイヤトーンサウンドナビ全 6 枚

スピーカー交換を行う等のライトな方法でカーオーディオを楽しんでいるという方々に対して、そこからもう一歩踏み出すことをおすすめしている当短期集中連載。第6回目となる今回は、“ダイヤトーンサウンドナビ”を導入するという“本格スタイル”について考察していく。

【画像全6枚】

なお当特集では、全国の実力カーオーディオ・プロショップに協力を要請し記事を作成している。今回は、愛知県の老舗カーオーディオ・プロショップ“SOUND EXPRESS マツデン”の敏腕インストーラー熊谷さんに教えを請い、参考になる話をたっぷりと聞いてきた。じっくりとお読みいただきたい。

■“ダイヤトーンサウンドナビ”なら、詳細なサウンドチューニングを行える!

“本格”的にカーオーディオを楽しむ方法はさまざまあるが、今回は“ダイヤトーンサウンドナビ”を選択することで得られる“本格”について考えていく。では早速本題に入ろう。最初に、“ダイヤトーンサウンドナビ”を使うことの利点から教えてもらった。

「利点は主に2つあると思います。1つは、純正ナビや一般的なAV一体型ナビと比べて、サウンドチューニング能力が高いこと、もう1つは内蔵パワーアンプの性能が高いことです。

まず、サウンドチューニング能力についてですが、“ダイヤトーンサウンドナビ”には、本格的な“クロスオーバー”、“イコライザー”、“タイムアライメント”が搭載されています。例えば“イコライザー”は、通常のメインユニットでは細かく調整できる機種でも“13バンド”タイプなのですが、“ダイヤトーンサウンドナビ”には“左右独立31バンドイコライザー”が搭載されています。

クルマの中は、音の反射の影響等々で周波数特性が乱れがちなのですが、それをきっちりと補正しようとすると、“イコライザー”は細かく調整できた方が断然有利です。“13バンド”と“左右独立31バンド”との差は相当に大きく、“ダイヤトーンサウンドナビ”ならかなり細かく特性の乱れを修正できます。

また“タイムアライメント”という機能を使うと、近くにあるスピーカーに対して音を発するタイミングを遅らせることができ、左右のスピーカーから等距離の場所で音楽を聴いているかのような状況を作り出せます。

で、一般的なAV一体型ナビや純正ナビではそもそもこれが搭載されていない機種が多く、搭載されていたとしても簡易的なタイプである場合がほとんどです。しかし“ダイヤトーンサウンドナビ”なら、詳細な“タイムアライメント”調整を実行できます」

■“ダイヤトーンサウンドナビ”なら“マルチアンプシステム”を構築せずとも詳細に“タイムアライメント”を運用できる。

簡易的な“タイムアライメント”と、詳細に調整できるものとではどのような違いがあるのだろうか。

「”簡易的なタイプでは、ツィーターとミッドウーファー(ドアに装着されているスピーカー)とを個別にコントロールすることができません。別々の場所に装着されているツィーターとミッドウーファーを1つのスピーカーとして扱うことになってしまうんです。しかし“ダイヤトーンサウンドナビ”なら、ツィーターとミッドウーファーを個別にコントロールすることが可能です。なので、フロントの4スピーカーすべての音の到達タイミングを揃えられ、全スピーカーから等距離の場所にいるかのような状況を作り出せます。結果、ステレオ感をしっかりと感じ取れるようになりリアルなサウンドステージが目前に広がる、というわけなんです。

なお、詳細に“タイムアライメント”を運用しようとするときには、通常ならば“マルチアンプシステム”を組む必要があります。フロントの計4つのスピーカーに対してパワーアンプの1chずつをあてがうのが“マルチアンプシステム”です。1つ1つのスピーカーを個別にコントロールしたいわけですから、それぞれの伝送系統を別々にする必要があるのです。

ところが“ダイヤトーンサウンドナビ”では、“マルチアンプシステム”を組まなくても、ツィーターとミッドウーファーを個別にコントロールできるんです。ダイヤトーンならではの機能である“マルチウェイ・タイムアライメント”が搭載されていて、当機能ではツィーターとミッドウーファーの音楽信号を同一chで伝送しても、それぞれを個別に制御することが可能なんです。要は、システムを複雑化させなくても高度なチューニング方法を適用させられるんです」

■外部パワーアンプを導入すれば、もう1ランク上の“本格”サウンドを楽しめる。

続いては、内蔵パワーアンプの性能が高いことの利点について詳しく教えてもらった。

「“ダイヤトーンサウンドナビ”なら、もしもスピーカーが純正のままであったとしても、音の質を向上させることが可能です。内蔵パワーアンプの質が高いので、スピーカーがそのままでも音の質感を上げられるんです。その上で高度に“サウンドチューニング”できますから、スピーカーが純正のままでもサウンドクオリティをぐっと上昇させられます。

もしもスピーカーを市販品に交換されているのなら、音の上昇幅はさらに大きくなります。お使いのスピーカーの性能を一層引き出せるようになるんです」

外部パワーアンプを使う場合についても聞いてみた。

「もちろん、外部パワーアンプを導入すれば、もう1ランク上の“本格”サウンドを楽しめます。

外部パワーアンプを使うことで空間表現がさらに向上してきます。そして、スピーカーを動かす力と止める力、この両方が上がりますので、中低域の解像度も上がっていきます。そしてその影響が高域にも及び、全体的な解像感が高まります。

ただし、そもそも“ダイヤトーンサウンドナビ”の内蔵パワーアンプは高性能なので、外部パワーアンプを導入するのならミドルグレード以上のモデルを選びたいですね。エントリーモデルでは大きな差は出ないかもしれません。金額的な目安を敢えて言うなら4chパワーアンプで10万円くらいからといったところでしょうか。

なお大多数の方は予算と設置スペースを考慮されて、2chパワーアンプではなく4chパワーアンプを選ばれています。4chパワーアンプなら最大2台でほとんどのシステムレイアウトを構築できますから」

■フロント2ウェイを、あたかも3ウェイと見立てて調整することも可能!

ところで、“ダイヤトーンサウンドナビ”では、“仮想3ウェイ調整”が可能となる。これが一体何なのかを熊谷さんに教えてもらった。

「“仮想3ウェイ調整”では、2ウェイスピーカーをあたかも3ウェイスピーカーと見立ててコントロールできるようになるんです。高域側を仮想のスコーカーとツィーターとに分割するやり方と、低域側を仮想のスコーカーとミッドウーファーとに分割するやり方の両方を選択できますが、妙味があるのは後者の方です。

2ウェイスピーカーでは、ミッドウーファーが担当する帯域は結構広く、しかし低音と中音とでは特性に違いがあるのでそれらを一緒くたにして制御するのは実は案外難しいんです。このあたりが2ウェイの不利点なのですが、しかし“仮想3ウェイ調整”が可能になるとミッドウーファーの担当帯域を低域側と中域側にわけて制御できるので、2ウェイならではの不利点をある程度克服することが可能になります。結果、スピーカーの性能をもう1段高いところまで引き出せるようになるんです。

このように“ダイヤトーンサウンドナビ”ならば、高度なシステムが構築可能になるばかりか、独特な機能のおかげでさまざまな楽しみ方ができるようになります。

ただし、プロの手を借りないと当機の機能を使いこなすのは難しいと思います。もしも“ダイヤトーンサウンドナビ”にご興味があれば、近隣のカーオーディオ・プロショップを訪ねていただきたいですね。当店でも自信を持っておすすめしています。お近くの方はぜひお気軽にお越しください」

“SOUND EXPRESS マツデン”の熊谷さんから教えてもらった話は以上だ。“ダイヤトーンサウンドナビ”なら手軽なアプローチから腰を据えた方法まで、思い思いのやり方で“本格”カーオーディオを満喫できる。導入を検討する価値は高そうだ。参考にしていただきたい。

“本格カーオーディオ”のススメ 第6回“ダイヤトーンサウンドナビ”を使って“本格”を楽しむ!

《太田祥三》

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