アウディだと赤信号ストップが減る? 青信号で通過できる速度をメーターに表示

アウディGLOSA
アウディGLOSA全 3 枚

アウディは2月19日、米国の一部都市で導入している「V2I」(車両対インフラストラクチャー)サービス「TLI」=交通信号情報に、新機能「GLOSA」=青信号最適化速度推奨機能を導入すると発表した。

【画像全3枚】

GLOSAは、信号機の情報と自車位置から、青信号点灯中に通過できる速度を計算、アウディバーチャルコクピットやヘッドアップディスプレイに表示、ドライバーに推奨する。推奨速度はもちろん制限速度内だ。これにより赤信号での停車回数を減らすのが狙い。

TLIは「アウディコネクト」を搭載したモデルに採用され、対応するアウディ車のディスプレイに、信号機に関する情報を表示する。GLOSAは2017年型以降の一部モデルに設定可能だ。

アウディは2016年、「トラフィックテクノロジーサービシス(TTS)」と共同でTLIサービスを開始した。全米13の都市圏、4700か所の交差点で、「Time-to-Green」とGLOSAを利用できる。

「Time-to-Green」では、信号機に近づくと、信号機データを、4G LTEといった高速インターネット経由で車載コンピュータに送信する。信号が赤の場合、青に変わるまでの時間が表示される。これで信号待ちのストレスを減らす。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る