バリアフリー化が必要な特定道路、総延長4558kmに 2885kmを追加

バリアフリー化する特定道路に追加指定する道路(案)について
バリアフリー化する特定道路に追加指定する道路(案)について全 7 枚

国土交通省は2月20日、バリアフリー化が必要な特定道路を追加すると発表した。

高齢化が急速に進んでいる中で誰もが安全で安心して社会参加するために、高齢者や障害者に加え、歩行者の誰もが安心して円滑に移動できる、ユニバーサルデザインによる歩行空間の整備が急務となっている。

国土交通省では、バリアフリー法に基づく特定道路として、2002年に約1700kmを指定し、2020年度の整備完了に向けて取り組んでいる。2008年の指定以降、市町村が作成するバリアフリー基本構想が127地区で作成されたことや、特定道路の整備率が約9割に達したことから、さらにユニバーサルデザイン化を推進するため、今回公表する案をもとに障害者団体の意見を聴取し、今春を目途に特定道路を追加指定する予定。

今回指定する道路の延長は全国で約2855kmで、特定道路の総延長は約4558kmとなる。

また、国土交通省では「市町村別ユニバーサルデザイン化の進捗状況」をとりまとめた。市町村の取り組みを支援するための「多様な整備方法等をまとめた参考事例集」も作成したので併せて公表した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る