国鉄型車両の運行を削減、「ムーミン」列車も廃止…いすみ鉄道の3月16日ダイヤ改正

いすみ鉄道の国鉄型車両。前がキハ52形、後がキハ28形。夜行列車再現ツアーなどイベント列車にも使用されたが、今後は出番が少なくなる模様だ。
いすみ鉄道の国鉄型車両。前がキハ52形、後がキハ28形。夜行列車再現ツアーなどイベント列車にも使用されたが、今後は出番が少なくなる模様だ。全 1 枚

大原駅(千葉県いすみ市)と上総中野駅(千葉県大多喜町)を結ぶいすみ鉄道は、3月16日にダイヤ改正を実施する。

いすみ鉄道では、鳥塚亮氏(現・NPO法人おいしいローカル線をつくる会理事長)が社長在任中の2009~2018年に、JR西日本から「昭和の国鉄型車両」ことキハ52形やキハ28形を譲り受け、休日の一般営業列車やイベント列車で運行してきた。

今回の改正では、大原~上総中野間2往復半、大多喜~大原間上り1本、上総中野~大多喜間上り1本で運行されていた一般営業列車が、老朽化を理由に、大原~上総中野間の1往復、大原~大多喜間の1往復のみとなり、それ以外の列車は国鉄型以外の「いすみ型車両」で運行されることになった。

これにより、改正後も国鉄型車両で運行される列車は、『急行2号』(大多喜11時50分発~大原12時26分着)、『急行1号』(大原12時36分発~上総中野13時46分着)、『急行4号』(上総中野14時発~大原15時14分着)、『急行3号』(大原15時28分発~大多喜15時57分着)となる(列車名と時刻はいずれも改正後)。

また、イベント列車では、「レストラン列車」の「お刺身列車」の運行が4月以降休止となり、夏以降に新たな列車を運行。ムーミンのラッピングを施した「ムーミン列車」については3月末で運行を終了し、企業などに公募する新たなラッピング列車を走らせるとしている。

平日の一般営業列車では、全体の運行間隔を調整するため、運行本数が1往復増の13往復となるほか、利用が少ない早朝の大多喜~上総中野間の列車では、始発時刻が1時間以上繰り下がる。また、「花金列車」として金曜日のみ運行している大原~大多喜間の最終列車は廃止となる。

なお、1月末で一時閉店している大多喜駅(千葉県大多喜町)や国吉駅(千葉県いすみ市)の売店については、今後、利用形態の見直しを行ない、2019年度のリニューアルオープンに向け事業者の公募を予定しているという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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