札幌市電の新型低床車は3月4日に復帰…床下破損で修理中の1100形「シリウス」

1100形事故当時の様子。当初の見込みどおり、ほぼ3ヶ月の修理期間で復帰できる見通しとなった。
1100形事故当時の様子。当初の見込みどおり、ほぼ3ヶ月の修理期間で復帰できる見通しとなった。全 1 枚

札幌市交通局は2月28日、修理のため運用を休止している札幌市電の新型低床車両1100形「シリウス」を3月4日から運行再開すると発表した。

連接タイプのA1200形低床車両を単車タイプとした「シリウス」は、札幌市電4年ぶりの新車として2018年10月27日から営業運行を開始したが、同年11月28日に市電の車庫にあたる電車事業所(札幌市中央区)で構内移動中に、ポイント切換えのミスで床下が破損し、修理を余儀なくされていた。

当初は再開まで3か月程度を要する見込みとされており、ほぼ予定どおりの復帰となる。再開初日は、中央図書館前8時04分発の外回り電車から運用に入り、19時39分に入庫する予定だが、それ以降の運用は「法定検査等の必要がある日以外は運行」としており、定まっていない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る