GLE 新型にメルセデスAMG「53」、高性能48Vマイルドハイブリッド…ジュネーブモーターショー2019で発表予定

「63」の下に位置するAMG「53」シリーズの新モデル

直6ターボは435hp。電動スーパーチャージャーでW過給

「AMGパナメリカーナグリル」が高性能モデルの証

メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+
メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+全 20 枚

メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは2月27日、スイスで3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2019において、メルセデスベンツ『GLE』新型の高性能マイルドハイブリッド車、「GLE 53 4MATIC+」(Mercedes-AMG GLE 53 4MATIC+)を初公開すると発表した。

画像:メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+

「63」の下に位置するAMG「53」シリーズの新モデル

メルセデスAMGは、上級車種を中心に、「43」と「63」シリーズを展開している。GLE 53 4MATIC+は、43と63の間に位置する「53」シリーズ車となる。最高峰の63シリーズとの違いは、パワートレインがマイルドハイブリッドという点だ。

53シリーズは、直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用する。直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。
メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+
ISGは、エンジンと9速ATの「9Gトロニック」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、およそ1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに畜電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。

また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。
メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+
さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にした。

直6ターボは435hp。電動スーパーチャージャーでW過給

3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンのスペックは、最大出力が435hp/6100rpm、最大トルクが53kgm/1800~5800rpm。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の四輪駆動システム、「AMG 4MATIC+」を採用。動力性能は、0~100km/h加速が5.3秒、最高速が250km/h(リミッター作動)だ。
メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+
このマイルドハイブリッドシステムを搭載するGLE 53 4MATIC+は、NEDC計測による欧州複合モード燃費が10.75km/リットル、CO2排出量が212g/kmと公表されている。

「AMGパナメリカーナグリル」が高性能モデルの証

外観はフロントに「AMGパナメリカーナグリル」を装着。AMGパナメリカーナグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特徴になる。

《森脇稔》

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