カーオーディオイベントの楽しみ方、教えます…それって何?

昨シーズンのイベント風景(カーエキサイトジャム)。
昨シーズンのイベント風景(カーエキサイトジャム)。全 3 枚

月が変わり1週間が経過した。巷では春の気配が日に日に濃くなり始めている。そして…。カーオーディオのイベントシーズンも、そろそろ開幕しようかという季節となってきた。今年もすでに春から夏にかけてのさまざまなイベントの開催が告知されている。

【画像全3枚】

さて、カーオーディオイベントとはどのようなものなのか。参加したことがある方ならばお分かりだろうけれど、その存在は知りつつもまだ足を運んだことがないという方々にとっては、未知なる世界であるはずだ。

そんな方々に向けて、カーオーディオイベントがどのようなものなのかを解説し、さらには参加するメリット、参加方法、そして楽しみ方のコツまでを総まくりで解説する短期集中連載をお贈りしていく。

カーオーディオイベントは、会によって雰囲気が異なる!?

まずは、カーオーディオイベントがどのようなものなのか、から解説していこう。結論から入りたい。その多くは基本的に、“コンテスト形式”となっている。音やルックスの良さを“競い合う”ことが主体となっている場合がほとんどなのだ。

なお、会場の雰囲気は各イベントごとでさまざまだ。“オフ会”的な和やかな雰囲気に溢れた会もあれば、勝負への気合いが会場内に満ち満ちるイベントもある。会による温度差は案外に大きい。“コンペティション”としての緊張感が、会によって異なっているのだ。

審査形式が“人気投票”となっている場合には、“オフ会”的な雰囲気が濃くなる傾向が強い。逆に、審査を担当するのが著名なオーディオ評論家の方々であるケースにおいては、コンテストの“ガチ度合い”は高くなりがちだ。

その理由は以下のとおりだ。カーオーディオの音の良し悪しはオーナーの価値観で判断されるものであるし、本来ならば順位が付くものではないのかもしれないが、その一方で“絶対的な良さ”があるということもまた事実だろう。音源に録音された情報をそのまま再現できる装置が優秀であるということもまた確かだからだ。そう考えたとき、審査員が著名なオーディオ評論家の方々であると、その審査結果が一層重くなる。ジャッジに主観が入る部分は少なからずあれど、自然とコンテストとしてのシビア度合いがさらに高まる、というわけなのだ。

カーオーディオイベントに参加する楽しさは、勝負の結果を追うだけにとどまらない!

とはいえ、エントラントの方々は、結果だけを求めてこれに参加しているわけでもない。もちろん、トロフィーを手にできればそれに越したことはないしそこのところがメインテーマとなるのは確かだが、それがすべてというわけでもないのだ。それがすべてだとすると、楽しさの幅が狭まる。何せ1位を取れるのは各クラス1台だけなのだから。

なので多くのエントラントの方々は、順位はさておき、その他の部分にも楽しみを見出している。中でも多く聞かれるのは、「他の人の評価が聞けること」という声だ。自分が良いと思えることが大事だとは言え、それが客観的に良い音かどうかを知ることもまた重要だ。お互いのクルマの音を聴き合い人の評価を聞くことで、求める音の方向性がはっきりしてくる場合もある。つまり、自分にとっての良い音の精度を一層高めることも可能となるのだ。

さらには、「同じ趣味を持つ仲間と親睦できる」ことをメリットと考えている方も多い。

カーオーディオはそもそも個人で楽しむものなので、どうしても1人の世界に入りがちだ。例えば、野球やサッカーといった集団スポーツを趣味としていると、試合や練習に参加すれば同じ趣味を持つ仲間と顔を合わせられる。しかしカーオーディオではそうはいかない。けれどカーオーディオイベントに参加すれば話が変わる。イベント会場に行けば共通の趣味を持つ仲間が待っている、というわけなのだ。

ギャラリーとして参加することにも大きな意義アリ!

なお、カーオーディオイベントには、「ギャラリーとして参加する」という楽しみ方もある。会によってはクローズドとなることもあるが、その一方で「ギャラリー大歓迎」のカーオーディオイベントも多い。

そのようなタイプの会では大抵、カーオーディオメーカーやインポーター、そしてカーオーディオプロショップのデモカーが会場に並べられることとなる。

ところでカーオーディオは、製品の音を聴ける機会が限られがちだ。ホームオーディオの場合は量販店の売り場に行くと実に多くの試聴機が並べられていたりするのだが、カーオーディオ製品の場合は「取り付けてはじめて製品として完成する」という側面があることも手伝い、店頭で試聴できる製品の数はホームオーディオほど多くない。主だったものは聴けるけれど、市場には他にもまだまだ製品がある。

しかし、カーオーディオイベントに参加すると試聴できる製品の数がぐっと増える。しかもその音を装着状態で確認できる。

カーオーディオを趣味とする場合、“モノ選び”も楽しむべき1つのポイントとなる。せっかくコストをかけるのならばチョイスの段階からこれを楽しまなければ損だ。その点、カーオーディオイベントはその絶好の機会となる。これに参加しない手はないのだ。

イベントによっては、エントラントのクルマの音を聴ける場合もある。オーナーにひと声かけてから聴く等々、試聴にはルールがいくつかあったりするが、それらをあらかじめ主催者に確認しておけば、試聴できる台数が一気に膨らむ。

とにもかくにも、カーオーディオイベントは製品体験をする機会として非常に貴重だ。ギャラリーとして参加する価値はすこぶる高い。

今回はここまでとさせていただく。次回以降は、これから開催予定のカーオーディオイベントを1つ1つ紹介しながら、それぞれの楽しみ方を具体的に解説していこうと思う。イベントデビューを考えている方々は、次回の当記事もお読み逃しのなきように。

シーズン開幕直前企画! カーオーディオイベントの“楽しみ方のコツ”、教えます!Part1「それって何?」

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型、世界初技術「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用…東海理化が開発
  2. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  3. 三菱『アウトランダー』に本格オフロード仕様登場か!? トライトン譲りの「レイダー」
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、独ブレーメン工場で量産開始…発売3か月の受注が電動車史上最多に
  5. 三菱『パジェロ』新型、「マルチメーター」採用へ…走行状況をリアルタイム表示
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る