シートベルトで運転者の健康状態を検知、カバー型デバイスの実証実験を実施

イメージ (AC)
イメージ (AC)全 2 枚
損害保険ジャパン日本興亜とPOSH WELLNESS LABORATORYは3月13日、POSH WELLNESSが開発した「シートベルトカバー型デバイス」で、ドライバーの眠気や健康状態悪化の予兆検知と事故防止を検知するサービスの提供を目指して実証実験を開始したと発表した。

両社は、健康に起因する交通事故の削減を目指すことで合意し「シートベルトカバー型デバイス」活用による新たな事故防止サービスの開発に向けて実証実験と受容性を調査する。

実証実験は第1段階として損保ジャパン日本興亜が所有する車両のシートベルトに「シートベルトカバー型デバイス」を装着し、シートベルトカバーに埋め込んだ非接触センサーでドライバーの呼吸量・脈拍・運転姿勢を計測する。同時に、ドライバーの呼吸量や脈拍を精密に計測する医療機器で「シートベルトカバー型デバイス」から収集されたデータの精度を検証する。

また「シートベルトカバー型デバイス」装着時のドライバーへの負担度合、使用感などのサービスの受容性を確認する。

両社は、眠気や無呼吸症候群、心筋梗塞など、健康状態が悪化する予兆を検知できる「シートベルトカバー型デバイス」の実用化を目指す。ドライブレコーダーやスマートフォンアプリなどを用いたテレマティクスサービスとも組み合わせた複合的なサービスの開発も検討し、事故防止につながるサービス提供を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  3. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  4. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る