ブラバス、V12のメルセデスマイバッハ Sクラス を900馬力に…ジュネーブモーターショー2019

0~100km/h加速は3.7秒。最高速は350km/hでリミッター作動

専用フロントグリルやバンパーで迫力のフォルムに

レザーやアルカンターラなどの素材でカスタマイズ。天井を夜空の星で彩る演出も

ブラバス 900(ジュネーブモーターショー2019)
ブラバス 900(ジュネーブモーターショー2019)全 9 枚

ブラバスは、ジュネーブモーターショー2019において、メルセデスマイバッハ『S650』ベースの高性能モデル、ブラバス『900』(BRABUS 900)を初公開した。

画像:ブラバス 900

ブラバスは、メルセデスベンツのトップチューナーとして知られる存在だ。そのブラバスが、メルセデスマイバッハの最上級サルーン、マイバッハS650を、さらなる高性能を求めてチューニングした。

0~100km/h加速は3.7秒。最高速は350km/hでリミッター作動

ブラバス900では、マイバッハS650の6.0リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンの排気量を、6.3リットルに拡大。さらに、専用ターボチャージャーやピストン、エグゾーストシステムなどを採用する。

これらのチューニングの結果、最大出力900hp/5550rpm、最大トルク153kgm/4200 rpmを獲得する。マイバッハS650の最大出力630hp/4800~5400rpm、最大トルク102kgm/2300~4300rpmに対して、270hp、51kgmもの強化にあたる。

ブラバス900の動力性能は、0~100km/h加速が3.7秒。最高速は350km/h(リミッター作動)となる。ベース車両の0~100km/h加速4.3秒、最高速250km/h(リミッター作動)を大幅に凌ぐパフォーマンスを手に入れている。

ブラバス 900ブラバス 900足元には、ブラバスのモノブロック鍛造ホイール、「PLATINUM EDITION」を装着する。サイズはベース車両の20インチから1インチアップの21インチだ。サスペンションにも専用チューンが施される。スポーツ性と乗り心地の両立を追求している。

ベース車両に標準装備される「マジックボディコントロール」も、ブラバスが専用チューンした。マジックボディコントロールは、フロントガラス上部の内側にあるステレオマルチパーパスカメラで、前方の路面の詳細な凹凸を検知する「ロードサーフェススキャン」を搭載。ここから得た情報をもとに、油圧ユニットに組み込まれたコイルスプリングのトラベリングポイントを理想的な位置に修正し、最適な減衰を可能にする連続可変ダンピングシステムとともに優れた乗り心地を追求するもの。

さらに、コーナリング時に車両がコーナー内側に傾くダイナミックカーブ機能も採用。乗員がより安定して座っていることを可能にする。ブラバス900では、車高をおよそ25mm低くしている。

専用フロントグリルやバンパーで迫力のフォルムに

エクステリアは、ブラバスらしい演出を施した。フロンントグリルは専用デザイン。ブラバスによると、エレガントかつパワフル、ダイナミックな印象を強調するのが狙いという。フロントバンパーには、大型のエアインテークを装備。6.3リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンに、新鮮な空気を送り込む。

ブラバス 900ブラバス 900リアバンパーには、4本出しのクロームメッキテールパイプが組み込まれた。ボタンを押すだけで、排気サウンドが変化するシステムを搭載する。これは、アクティブコントロールされたエキゾーストフラップによるもの。エグゾーストノートは、「スポーツ」モードでは非常にスポーティかつ迫力。「カミングホーム」モードでは、控えめで柔らかいサウンドに変化する。

レザーやアルカンターラなどの素材でカスタマイズ。天井を夜空の星で彩る演出も

インテリアは、顧客の要望に応じ、エクスクルーシブな空間を目指してカスタマイズを行う。レザー、アルカンターラ、カーボンファイバーなど、さまざまな素材と仕上げが選択できる。天井には、何百もの星が照らされ、周囲の照明と同期して色が変わるブラバス「Starry Sky」ヘッドライナーを用意している。エンターテインメントプログラムも豊富にラインナップされている。

《森脇稔》

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