京都市営地下鉄烏丸線に新型車を導入へ…近未来的、華やかで雅に 2021年度末

決定した烏丸線新型車の外観デザイン。3122票の有効総投票数のなかから1318票を集めたB案。
決定した烏丸線新型車の外観デザイン。3122票の有効総投票数のなかから1318票を集めたB案。全 3 枚

京都市交通局は3月29日、国際会館駅(京都市左京区)と竹田駅(京都市伏見区)を結ぶ、京都市営地下鉄烏丸線へ投入する新型車両のデザインを発表した。

新型車両は、更新時期を迎える現行の10系電車9編成を置き換える目的で製造されるもので、2021年度末に最初の1編成を投入する計画。

デザインに関しては、候補に上っていた外観3案(案A~C)、内装3案(案1~3)から、3月5~18日に実施した京都市民や利用者の投票により1案ずつを決定した。

その結果、外観は「前面の造形に曲面を多用した、より近未来的なイメージのデザイン」とした案Bを、内装は「華やかで雅なカラーデザイン」とした案1が採用されることになった。

1288票を集めて決定された内装デザインの案1(運転室/車掌室付近の客室)。1288票を集めて決定された内装デザインの案1(運転室/車掌室付近の客室)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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