トヨタ米国販売5%減、カローラ や C-HR は堅調 2019年第1四半期

トヨタ・カローラ・ハッチバック新型(日本名:カローラスポーツ)
トヨタ・カローラ・ハッチバック新型(日本名:カローラスポーツ)全 7 枚

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は4月2日、2019年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は54万3716台。前年同期比は5%減と、マイナスに転じている。

画像:トヨタの米国主力車

全販売台数54万3716台のうち、トヨタブランドは47万6923台。前年同期比は6.1%減と後退する。その内訳は、乗用車が18万8017台にとどまり、前年同期比は10.9%減と減少傾向。SUVなどのライトトラックは28万8908台。前年同期比は2.7%減とマイナスに転じた。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が8万1684台を販売。前年同期比は10%減と減少に転じた。『カローラ』は、1%増の7万8606台と回復。このうち、ハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』に相当)は、4.7%増の5263台と堅調だ。『プリウス』は45.8%減の1万2058台と、引き続き減少する。

トヨタ・ハイランダートヨタ・ハイランダートヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が8万3820台。前年同期比は8.4%減とマイナスに転じた。中型SUVの『ハイランダー』も、0.5%減の5万2621台と後退する。『C-HR』は、6.6%増の1万4521台と堅調だった。『ランドクルーザー』も、5.6%増の807台と前年実績を上回る。

大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、4.6%減の2万5100台と減少に転じる。中型ピックアップトラックの『タコマ』は、8.2%増の5万8183台とプラスを維持した。

トヨタの2018年の米国新車販売台数は、242万6672台。前年比は0.3%減だった。

《森脇稔》

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