パイオニアは4月22日、同社のクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」が、ドコマップジャパンの車両位置情報管理サービス「docomap Eye」に採用されたと発表した。
ドコマップジャパンの「docomap Eye」は、GPSで捕捉した配送車両の位置情報を同社のサーバーに集約し、国内全域で空車になっている配送車両の位置をリアルタイムでマップ上に表示するクラウドサービス。同サービスは、物流の需要と供給を媒介することで、一般的に約30%といわれている運送業界における平均空車率の低減を目指している。
ビークルアシストは、業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理や危険運転の通知・分析など高度な運行管理・支援を行うクラウド型運行管理サービス。パイオニアでは、業種やニーズに合わせて選べるパッケージサービスのほか、既に顧客が保有している配車計画システムや、サービス事業者が提供するクラウドサービスと連携可能な「ビークルアシストAPIサービス」を提供している。
今回、ビークルアシストAPIおよび通信ドライブレコーダーと、docomap Eyeを連携させることで、リアルタイムな配送車両の位置、状況把握に加え、各車両の危険運転などの走行状況を録画した映像の確認が可能になり、事故削減や安全運転の推進を図ることができる。
docomap Eye ドラレコ撮影画像確認画面