そのクルマ、本当に安い? 新型車の購入時に見落としてはいけないコト

そのクルマ、本当に安い? 新型車の購入時に見落としてはいけないコトとは
そのクルマ、本当に安い? 新型車の購入時に見落としてはいけないコトとは全 7 枚
「自動ブレーキ用のカメラを調整する費用○○円も含まれています」

飛び石でフロントガラスの交換を迫られた際に、お店側からふとあった一言。費用が思いのほか高かったので、質問してみたらこのような回答でした。自動ブレーキで事故が減るのは良いですが…。

ガラス交換だけではなく、燃費が良くなると思っていたアイドリングストップ機能でも、専用バッテリーが必要で交換費用が高くなって驚いた、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

センサーやカメラなど装着品が多い現代のクルマのフロントガラス
アイドリングストップ車では専用のバッテリーが必要
クルマには、車両価格のほかにも保険に税金、燃料代や駐車場代など、日常的に使用するだけでも様々な費用がかさむものです。そうした所有や運転の段階で見えるコストは計算しやすいですが、整備や修理など必要に迫られた時のコストは、購入するときにはあまり意識しない場合が多いと思います。

実は近年、この整備や修理の費用に大きな差が出てきていることをご存知でしょうか。自動ブレーキなどが搭載された最近のクルマを購入する際には注意が必要です。

例えば、事故を減らすためのカメラやセンサーは増えており、燃費を上げるために細やかな制御を行う機構や装置なども複雑になっています。また車体を軽量化するために、鉄だけではなくアルミ合金やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)なども利用されています。修理をするにも、古い設備のままの自動車修理工場では対応できなくなっていることで、自ずと整備や修理の費用が高額になってしまうのです。

バンパー部のセンサーやエンブレム部のレーダーなど、外装にもセンサー類が数多く備わる
軽量で高強度を誇るCFRP(炭素繊維強化プラスチック)
さらに、高い修理費用のみならず、部品の入荷に時間を要したり、工賃が高い正規ディーラーにお願いしないと部品が入手できないなど、想定外の時間や費用の負担がかかるケースもあり、ユーザーにとって“本当に安いクルマ”とは何なのか、わかりにくくなっています。

つまり、車両代だけを見て、高いとか、安いとかを判断するのは早計だということです。



◆ひとつの判断基準となる「いいクルマアワード」

例年、3月の国際オートアフターマーケットEXPO会期中に表彰されるいいクルマアワード
その“高いか安いか”を判断する、ひとつの情報として「いいクルマアワード」を参考にしてみるのもよいかもしれません。このアワードは、自動車メーカー系ではない自動車整備事業者や自動車部品販売事業者の方々を対象にして「コスパ部門:価格の割に良いクルマ」「リセールバリュー部門:比較的下取り価格が良いクルマ」「トラブルレス部門:故障の少ないクルマ」の3項目でアンケートを行い、集計しているそうです。

ちなみに、この「いいクルマアワード」では過去3年ともプリウスが1位。トータルバランスで、プリウスって本当に良いクルマなのでしょうね…。

3年連続いいクルマアワードを受賞したトヨタ・プリウス

いずれにせよ、クルマによっては整備費や修理費、部品代などで大きな差が出ることもあるでしょう。特に、最近のクルマを購入するときは、車両代だけで“高い・安い”を判断するのはやめた方が良いかもしれません。

そのクルマ、本当に安い? 新型車の購入時に見落としてはいけないコトとは

《カーケアプラス編集部》

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