BMW 3シリーズグランツーリスモ、1代限りで消滅へ…後継車は存在せず

BMW 3シリーズ・グランツーリスモ
BMW 3シリーズ・グランツーリスモ全 8 枚

BMWグループは5月7日、ドイツで開催した2019年第1四半期(1~3月)決算発表において、『3シリーズグランツーリスモ』(BMW 3 Series Gran Turismo)に後継車が存在しないと発表した。

3シリーズグランツーリスモはBMWの主力車種、『3シリーズ』の派生車種として、2013年春、ジュネーブモーターショー2013で初公開された。BMWは、『5シリーズ』の派生車種として、『5シリーズグランツーリスモ』(同車の事実上の後継車が現行の『6シリーズグランツーリスモ』)を用意。これと同様のコンセプトで登場したのが、3シリーズグランツーリスモだ。

3シリーズグランツーリスモは、ワゴンの『3シリーズツーリング』に対して、全長を200mm、ホイールベースを110mm延長。全高も81mm引き上げられた。ボディサイズ拡大のおかげで、室内空間は3シリーズの中でも随一の広さ。とくに後席足元の余裕は、セダンやツーリングに対して、70mm拡大。シートの高さも59mm高められており、見晴しの良さや優れた乗降性を実現した。

BMWグループは今回、この3シリーズグランツーリスモに後継車が存在しないと発表した。2013年のデビューからすでに6年が経過しているが、現行型限りで3シリーズグランツーリスモは姿を消すことになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る