三井化学は、高性能マテリアルの実用性が確認できる化学空間…人とくるまのテクノロジー2019

三井化学(人とくるまのテクノロジー2019)
三井化学(人とくるまのテクノロジー2019)全 9 枚

2019年5月22日、神奈川県横浜市にあるパシフィコ横浜で開幕した、「人とくるまのテクノロジー展」に、三井化学が出展。

【画像全9枚】

材料メーカーとして高い技術力を持つ同社が、材料をカタチにする事で実用性のアピールを目的とし、同社傘下の大手工業デザイン会社アークがデザインしたプロダクトを展示した。

展示例を挙げると、通常金属で作成されることが多いクルマのギアボックスを様々なシミュレーションを経て、樹脂化。樹脂を利用する具体例として樹脂製ギアボックスの実物を展示し、その完成度を実際に肌で感じる事ができる。

さらに、未来の自動運転モビリティを想定した近未来のイスをデザインし、ウレタン素材を使用するなど、素材の実用性や応用力をアピールすることで素材メーカーとしての新たな方向性を示唆。アームレストの先端にプロジェクターを内蔵し、アームレストの表皮に画像を投影してタッチパネルのように操作ができるなど、同社製品の、機能性の高さやクオリティだけではなく、明確な用途や再現性の高さが分かる展示となっている。

他にも耐熱性や耐久性が高く、エンジンルームに使用できる樹脂製パーツ「エンプラ」の提案や、インパネやドアトリムに使用するための樹脂を使った人工表皮など、樹脂の凡庸性の高さを物語る様々なプロダクトが所狭しと並んでおり、樹脂の未来の可能性に驚きを隠せないレベルだ。

また、その製品は樹脂関連のものだけにとどまらず、体温で体になじむ素材を使用したシートの提案や、アルデヒドや臭気を低減してくれるポリウレタンなど、提案の幅は多岐にわたる。

三井化学ブースは、魔法といっても過言ではないような高性能マテリアルの実用性を実際に確認できる、またとない機会を来場者に提供してくれる空間だ。

《先川知香》

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