シートメーカー3社、米国に合弁会社設立で合意 トヨタ×マツダ新工場納入へ

マツダとトヨタの米国合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」くわ入れ式(2018年11月)
マツダとトヨタの米国合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」くわ入れ式(2018年11月)全 4 枚

トヨタ紡織とデルタ工業、東洋シートの3社は5月27日、米国における自動車用シート生産の合弁会社設立に合意したと発表した。

トヨタ紡織はトヨタ系、デルタ工業および東洋シートはマツダ系の部品メーカーで、いずれも自動車用シートを主力商品としている。

トヨタとマツダは2017年8月、業務資本提携に合意し、米国アラバマ州市に2021年より完成車生産を行う合弁新会社「マツダ トヨタ マニュファクチャリング USA」(MTMUS)を設立。新工場ではマツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデルを、トヨタは『カローラ』を15万台ずつ生産する計画だ。

合弁会社は、MTMUSからの受注活動を推進する中で、各社の保有するシート生産のノウハウやリソーセスを有効活用し、米国における自動車用シートの最適な生産体制を構築し、より競争力のあるシートの生産・販売を目指していく。

なお新会社の資本金は6000万米ドル(約66億5000万円)、出資比率はトヨタ紡織米州地域統括会社が50%、デルタ工業と東洋シートの米国合弁会社が50%。従業員数約400人で、2021年より自動車用シートの生産を開始する予定。社名および代表者は未定。

《纐纈敏也@DAYS》

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