アウディ S4 と S5 、改良新型は強力ディーゼル搭載…受注を欧州で開始

最大トルクは71.4kgmと強力。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h

48Vのマイルドハイブリッドを採用して燃費性能を向上

スポーティな内外装はアウディの「S」モデルらしいデザイン

アウディ S4 TDI
アウディ S4 TDI全 34 枚

アウディは、『S4 TDI』(Audi S4 TDI)、『S4アバントTDI』(Audi S4 Avant TDI)、『S5クーペ TDI』(Audi S5 Coupe TDI)、『S5スポーツバックTDI』(Audi S5 Sportback TDI)の受注を欧州で開始した。

画像:アウディの「S」モデル4車種

4台の「S」モデルは、4ドアセダンの『A4』、ワゴンの『A4アバント』、2ドアの『A5クーペ』、4ドアの『A5スポーツバック』がベースの高性能モデルだ。これまで、各Sモデルには、ガソリンエンジンが搭載されてきた。今回の改良新型の受注開始を機に、欧州ではディーゼルエンジン搭載車に変更され、グレード名にディーゼルを示す「TDI」が冠される。

最大トルクは71.4kgmと強力。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h

各Sモデルには、直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンを新たに搭載する。このエンジンは、ターボチャージャーと電動コンプレッサーでダブル過給されているのが特長だ。電動コンプレッサーは、発進時やエンジンが低回転の状態から加速する場合などに、ターボチャージャーの働きをサポートして、優れたレスポンスとフレキシブルなドライバビリティを追求する。

この結果、最大出力349hp、最大トルク71.4kgmを獲得する。71.4kgmの強大なトルクは、2500~3100rpmの領域で引き出される特性だ。トランスミッションは8速ティプトロニック。駆動方式は4WDのクワトロ。動力性能はS4 TDIの場合、0~100km/h加速が4.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

48Vのマイルドハイブリッドを採用して燃費性能を向上

各Sモデルには、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネーター・スターター)、蓄電容量0.5kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、55~160km/hの範囲で走行中、最長で40秒エンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、22km/h以上の幅広い走行条件で作動。減速時には、BASが最大8kWのエネルギーを回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり、最大0.4リットルの燃料を節約できるという。

また、各Sモデルには、「Sスポーツサスペンション」を標準装備した。オプションのダンパーコントロール付きSスポーツサスペンションでは、スポーツディファレンシャルが採用され、後輪の左右間で積極的にパワーを分配することができる。

スポーティな内外装はアウディの「S」モデルらしいデザイン

内外装は、アウディのSモデルらしく、スポーティな演出が施される。エクステリアでは、フロントグリルやバンパー、ドアミラーなどに、ダーククロームやアルミの装飾が施される。ダイナミックターンシグナル付きのLEDリアライトも標準だ。

インテリアは、Sのロゴのエンボス加工が施されたスポーツシートなどを装備。シートはレザーとアルカンターラ、またはファインナッパレザーとアルカンターラの組み合わせ。フットレストとペダルキャップはステンレス製だ。イグニッションスイッチをオンにすると、MMIディスプレイにウェルカムスクリーンとS4やS5のロゴが表示される。

デジタルコクピットの「アウディバーチャルコックピット」の最新版をオプション設定する。12.3インチのディスプレイと、アウディのMMIナビゲーションプラスがセットされる。オプションのヘッドアップディスプレイでは、重要なデータをフロントガラスに映し出すことができる。

《森脇稔》

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