メルセデスベンツ GLC / GLCクーペ 改良新型、48Vマイルドハイブリッド採用…欧州で発売

48Vマイルドハイブリッドで燃費性能を追求

内外装をイメージチェンジ。最新のLED技術をヘッドランプに導入

フルデジタルコクピットや自然対話式の音声認識を採用

メルセデスベンツ GLC 改良新型
メルセデスベンツ GLC 改良新型全 19 枚

メルセデスベンツは6月8日、改良新型『GLC』(Mercedes-Benz GLC)と『GLCクーペ』(Mercedes-Benz GLC Coupe)を欧州で発売した。ドイツ本国でのベース価格は、4万7724ユーロ(約585万円)となる。

画像:メルセデスベンツ GLC / GLCクーペ 改良新型

GLCは、『GLK』の後継モデルとして、2015年6月に欧州で発表された。このGLCがデビューから4年が経過し、初の本格改良を受けた。改良新型では、スポーティさをさらに追求するとともに、「MBUX」やジェスチャーコントロール、新エンジンなどを採用する。

48Vマイルドハイブリッドで燃費性能を追求

改良新型の技術面でのハイライトが、48Vのマイルドマイブリッドの採用だ。新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせた。ベルトを介してクランクシャフトと接続されるスターターとジェネレーターを兼ねるモーター、「BSG」(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)を採用する。

48Vの電気システムも導入され、回生ブレーキなどにより発電した48Vの電気を、蓄電容量1kWhのリチウムイオンバッテリーに蓄える。このバッテリーの電力が、必要な際に最大出力14ps、最大トルク16.3kgmのモーターを回して、エンジンのパワーをアシストする。

メルセデスベンツ GLC 改良新型メルセデスベンツ GLC 改良新型また、回生ブレーキによる燃費低減効果だけでなく、ターボチャージャーの過給圧が充分に高まるまでの間のアシストを行い、スムーズな加速を支援する。このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的な回転数に達するまでの時間を、最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にするという。このほか、エンジンを止めた状態で走行するコースティング(惰性走行)も可能だ。エンジン始動の際の低騒音、低振動も追求している。

内外装をイメージチェンジ。最新のLED技術をヘッドランプに導入

改良新型のエクステリアには、デイタイムランニングライト付きのLEDハイパフォーマンスヘッドランプを標準装備した。マルチビーム技術を導入したフルLEDヘッドランプは、オプションで選択できる。リアには、フルLEDテールランプを採用。エグゾーストを組み込んだリアバンパーやクロームスキッドプレートも新しい。17~19インチのホイールも新デザインだ。「AMGライン」仕様には、ダイヤモンドパターンのフロントグリルや専用バンパーが装備される。

メルセデスベンツ GLC クーペ 改良新型メルセデスベンツ GLC クーペ 改良新型インテリアには、新デザインのマルチファンクションステアリングホイールを採用した。新しいステアリングホイールには、2つの仕様が用意され、各種操作を行うタッチコントロールボタンが付く。センターコンソールの多機能タッチパッドでは、ジェスチャーを含めた指の動きやマルチタッチ制御を使用して、テレマティクス機能を操作する。これは音声制御に代わるものとして機能し、文字や数字などを手書きで入力することができる。タッチパッドの表面は、はっきりとした触覚だけでなく、音響的フィードバックも提供する。

フルデジタルコクピットや自然対話式の音声認識を採用

改良新型には、対話型のインフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を採用する。その最大の特長のひとつが、人工知能(AI)による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えている。

さらに、オプションで10.25インチのワイドディスプレイとタッチスクリーン操作対応の高精細ワイドスクリーンを備えたフルデジタルコックピットや、自然対話式音声認識機能を備えたボイスコントロールを導入する。ボイスコントロールは、「ハイ メルセデス」と呼びかけることで起動する。

新開発の自然対話式の音声認識機能は、目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力と読み上げ、気象情報など、多くのインフォテインメント機能に加えて、エアコン、各種ヒーター、照明など、さまざまな便利機能にも対応している。

《森脇稔》

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