レクサス RX 改良新型、ブレードスキャン式アダプティブハイビーム搭載…世界初

レクサス RX 改良新型(欧州仕様)
レクサス RX 改良新型(欧州仕様)全 8 枚

レクサスの欧州部門は6月19日、改良新型『RX』(Lexus RX)に、世界初のブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)を搭載すると発表した。

アダプティブハイビームシステムは、先行車や対向車を眩惑しないよう、ハイビームの照射を自動的に制御するもの。ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステムでは、光源のLEDからの光を、高速で回転するブレードミラーに照射する。このブレードミラーに反射した光が、レンズを介して高速移動しながら前方を照らす新しいアダプティブハイビームシステムだ。

ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステムでは、残像効果によって、光は動いているように見えない。ブレードミラーの回転に同期させて、LEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することによって、配光を細かく制御することができる。

これにより、従来のアダプティブハイビームシステムよりも、細かい遮光が可能になる。また、ハイビームの照射範囲を広げることができ、対向車や先行車を眩惑することなく、早期に歩行者や標識を認識することが可能になる。ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステムによって、夜間にドライバーが歩行者を認識できる距離は、従来の32mから56mに向上する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る