トヨタ欧州販売が4年連続で増加、RAV4 は新型効果で25%増 2019年上半期

トヨタRAV4 新型(欧州仕様)
トヨタRAV4 新型(欧州仕様)全 5 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは7月10日、2019年上半期(1~6月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は57万8388台。前年同期比は3.3%増と、4年連続で前年実績を上回った。

全販売台数57万8388台のうち、トヨタブランドは53万7928台。前年同期比は3.2%増と、引き続き前年超えを達成している。

最量販モデルは、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』に相当)。上半期は12万3266台を販売し、前年同期比は6.2%増と、2年連続で前年実績を上回った。クロスオーバー車の『C-HR』は上半期、7万8369台を売り上げ、前年同期比は0.8%増とプラスを維持した。

『カローラ』は上半期、6万9446台を売り上げ、前年同期に対して、およそ2.3倍と伸び、5年ぶりに回復。これは、『オーリス』の後継車として、『カローラハッチバック』(日本名:『カローラスポーツ』に相当)を投入した効果が大きい。

また、『RAV4』は上半期、7万2791台を売り上げた。前年同期比は25.3%増と、4年ぶりに増加する。新型を発売した効果が表れた。入門コンパクトカーの『アイゴ』は上半期、5万5693台を販売。前年同期比は8%増と、2年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  5. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る