マルチ・スズキの日本式ものづくり学校、電動車の基礎理論トレーニングを初導入へ

マルチ・スズキJIMの公式サイト
マルチ・スズキJIMの公式サイト全 1 枚

スズキのインド子会社、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は7月15日、新たな職業訓練校「マルチ・スズキJIM」を開校し、ハイブリッド車やEVに関する基礎理論トレーニングを開始すると発表した。

「JIM」は、インド製造業の人材育成支援を目的とした日本式ものづくり学校だ。2016年にインドと日本の両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」の一環として、インドに進出している日系企業が経済産業省と連携を取りながら、設立を進めている。

マルチ・スズキJIMは、インドの職業訓練学校として、マルチ・スズキが最新の教育設備や人材を投入して運営する。自動車整備、ディーゼルエンジン整備、板金修理、塗装修理、溶接など8つのコースで実践的な訓練を行っている。

マルチ・スズキは、インドで2校目となるマルチ・スズキJIMをハリヤナ州グルグラムに開校した。このJIMでは、年間500名のものづくり人材の育成・輩出を予定している。その特色は、JIMとして初めて、ハイブリッド車やEVに関する基礎理論トレーニングを行う点だ。マルチ・スズキは、将来のEV革命への準備、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る