ランボルギーニの売上高75%増 日本の新車販売が14%の伸び 2019年上半期決算

ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニ・ウルス全 3 枚

ランボルギーニ(Lamborghini)は、2019年上半期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は9億7800万ユーロ(約1185億円)と、過去最高を達成した。前年の5億5700万ユーロに対して75.6%増と、大幅な増加となった。

売り上げの増加は、好調な新車販売の結果だ。2019年上半期の世界新車販売台数は新記録となる4553台。前年同期比は96%増と大きく伸びた。

全販売台数4553台のうち、新型SUVの『ウルス』が2693台。ランボルギーニの上半期世界販売のおよそ6割をウルスが占め、前年同期に対して96%増の伸びに貢献した。ウルスは2018年7月の市場投入以来、世界累計販売は4454台に達している。全販売台数4553台から、ウルスの2693台を除いた1860台は、『ウラカン』と『アヴェンタドール』の販売台数となる。

上半期世界販売の市場別実績では、米国が引き続き最量販市場になった。欧州では、英国、ドイツ、イタリアが好調だ。アジア太平洋市場では、中国と韓国が高い成長率を記録する。また、日本は上半期、363台を販売した。前年同期比は13.8%増と、2桁増を達成している。

ランボルギーニの2018年通期(1~12月)決算は、売上高が14億1500万ユーロと、過去最高を達成した。前年の10億0900万ユーロに対して、40%増と大幅な増加となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る