バリアフリー法に基づく特定道路、2740kmを追加指定

バリアフリー法に基づく特定道路を指定
バリアフリー法に基づく特定道路を指定全 2 枚

国土交通省は、主要鉄道駅周辺道路の面的なバリアフリー化に向けて高齢者、障害者等の移動円滑化法(バリアフリー法)に基づく特定道路の指定を拡大したと発表した。

【画像全2枚】

特定道路は、生活関連経路を構成する道路法による道路のうち、多数の高齢者、障害者などの移動が通常徒歩で行われる道路。

国土交通省では、バリアフリー法に基づく特定道路として2008年に約1700kmを指定し、整備を推進しているが、面的なユニバーサルデザイン化を推進するため、今回新たに約2740kmの特定道路を追加指定した。

今回の指定で、特定道路を指定した自治体数は478となり、全国の約3割の自治体でユニバーサルデザイン化の推進に向けた取り組みが実施される見通し。

これまでは、主要鉄道駅と福祉施設を結ぶ道路や、多数の高齢者、障害者の利用が見込まれる道路を特定道路に指定していまた。今回はこれら道路を拡大するとともに、新たに福祉施設を相互に結ぶ道路を加え、特定道路として指定した。

特定道路が整備されることで、バリアフリー化された面的なネットワークが形成され、ユニバーサルデザインの街づくりが実現する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  2. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  3. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  4. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る