メルセデスAMG E63 など、ECU不具合で失火を誤検知 リコール

メルセデスAMG S63 4MATIC+クーペ
メルセデスAMG S63 4MATIC+クーペ全 2 枚
メルセデス・ベンツ日本は8月6日、メルセデスAMGの「E63」と「S63」の都合8車種のエンジンコントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、メルセデスAMGの『E63 4MATIC+』、「E63 4MATIC SW」、「E63S 4MATIC+」、「E63S 4MATIC+ SW」、『S63』、「S63 4MATIC+」、「S63 4MATIC+クーペ」、「S63 4MATIC+カブリオレ」の8車種で、2017年3月2日~2018年9月22日に輸入された1249台。

ECU制御プログラムの車両へ搭載する仕様の設定が不適切なため、失火検知の診断が正しく作動しないことがある。そのため、不具合が生じていないにもかかわらずメーターパネル内のエンジン警告灯が点灯し、誤検知したシリンダの燃焼を休止させて、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置として、全車両、ECU制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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