チャイルドシートに代わる「スマートキッズベルト」とは?…タクシーで期待

スマートキッズベルト
スマートキッズベルト全 5 枚

 メテオAPACは2019年8月5日、福島県二本松市において開催されたタクシー全席シートベルト着用キャンペーンにおいて、二本松警察署と市内タクシー会社が連携し、乗車中の安全確保に向けた幼児用シートベルト「スマートキッズベルト」の活用法を紹介した。

 スマートキッズベルトは、3歳以上で体重15キロ以上の幼児や子どもの体型に合わせ、自動車のシートベルトを子ども向けに調節する幼児用携帯ベルト型補助装置。ジュニアシートなどを新たに取り付けることなく、大人用のシートベルトに装着するだけで安全にドライブを楽しむことができる。コンパクトサイズで持ち運びに便利な手軽さと、取り付けの簡単さから、4月の発売以降テレビやSNSでも話題となっている。

 全席シートベルト着用は乗客の安全確保において重要でありながら、6歳未満の幼児についてはチャイルドシートの着用が難しいことからタクシーでは免除されており、全席シートベルト着用が実現できていない実情があったという。今回、二本松警察署および市内の昭和タクシー、丸やタクシーが連携し、全席シートベルト着用キャンペーンを展開。タクシー会社2社が新たに導入する「スマートキッズベルト」の活用を通じて、6歳未満の幼児のシートベルト着用を徹底し安全確保を向上することが説明された。

 二本松市内での「スマートキッズベルト」の導入、および全席シートベルト着用の徹底は初めての試みだという。メテオAPACは、これからも全席シートベルト着用の重要性の普及に協力し、「スマートキッズベルト」を通じた交通安全に貢献するとしている。

「スマートキッズベルト」運用開始式のようす「スマートキッズベルト」運用開始式のようす

 スマートキッズベルトの価格は4,980円(税別)。推奨年齢は3歳から12歳で、ほとんどの車両で使用可能。自家用車だけでなく外出先のタクシーや旅行先のレンタカーなどでも使用できるため、子連れでの帰省や旅行の際にも役立つのがメリットだ。使用の際はマニュアルをよく読み、使用上の注意を守って使用してほしい。

スマートキッズベルト
推奨年齢:3歳~12歳
推奨体重:15~36kg
製品重量:約120g
参考価格:4,980円(税別)
販売先:全国のホームセンターやカー用品店など

車内で「スマートキッズベルト」を使用しているようす車内で「スマートキッズベルト」を使用しているようす

チャイルドシート不要「スマートキッズベルト」とは?

《畑山望》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  5. テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  9. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る