ポルシェのEV『タイカン』、9月4日デビューが決定…連続26回の0‐200km/h加速に挑む[動画]

ポルシェ・タイカン のプロトタイプ
ポルシェ・タイカン のプロトタイプ全 5 枚

ポルシェは8月15日、初の量産EVスポーツカー、『タイカン』(Porsche Taycan)の最新プロトタイプ車による走行テスト映像を公開した。また、ワールドプレミアを9月4日と発表している。

タイカンは4ドア、4セパレートシートを備えたEVスポーツカーだ。パワートレインには、最大出力600ps以上の永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を2基搭載する。0~100km/h加速は3.5秒以下で駆け抜け、0~200km/h加速も12秒以下の性能を発揮する。

1回の充電での航続は、500km以上(NEDC:新欧州サイクル)に到達する。また、最新の急速充電システムに対応しており、ポルシェによると、4分間の充電で100kmの走行が可能という。

また、このパフォーマンスに、EVでは前例のない連続的な出力レベルも付加したことにより、性能を損なうことなく幾度ものゼロ発進を連続して行うことができる。今回の走行テストは、これを確認する目的で行われた。

走行テストは、全長2.3kmのドイツ・ラール空港の誘導路。もともと、軍の飛行場だったが、現在は貨物機用の空港として稼働している。テストの内容は、タイカンの最新プロトタイプ車が、0~200km/h加速を26回繰り返すというものだ。ポルシェによると、平均加速タイムは10秒以下で、最も速いタイムと遅いタイムの差は0.8秒だったという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る