VWの電動SUV、車名は「ID.4X」か…ID.3との同時テストを目撃

VW ID.4X(左)とID.3(右) のプロトタイプをスクープ
VW ID.4X(左)とID.3(右) のプロトタイプをスクープ全 26 枚
VWが開発を進める電動車ブランド「ID」第1弾となるハッチバック『ID.3』、および第2弾のクロスオーバーSUV『ID.CROZZ』プロトタイプが同時にテストをおこなう様子を、カメラが初めて捉えた。

「ID.3」(開発車両ナンバーGF06742)は、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVだ。アーキテクチャにはIDファミリーで共有する「MEB」(モジュラー・エレクトリックドライブ・マトリックス)が採用される。

WLTPモードにおいて、330~550kmの航続を実現する3種類のバッテリーから選択可能で、発売記念車「1STスペシャルエディション」には、航続420km(WLTP)のミディアムサイズのバッテリーが搭載されると発表されている。ワールドプレミアは9月フランクフルトモーターショーと予想されており、ファミリー第1弾として2020年から発売される。


一方初のクロスオーバーSUVとなる「ID.CROZZ」(開発車両ナンバーH06432)は、同様の「MEB」を採用し、『ティグアン』より大型で『ティグアン オールスペース』よりコンパクトなボディサイズの電気クロスオーバー・クーペSUVだ。

パワートレインは、前後車軸に1基ずつ、合計2基の電気モーターを搭載、最高出力は300ps以上を発揮、1回の充電で310マイル(500km)の航続を可能にし、150kWの急速充電器により30分で最大80%の充電を完了すると予想される。

どちらもカモフラージュが重く、フロントビューでは2台の区別が付きづらいかもしれないが、リアビューから見ると、ID.CROZZのSUVシルエットが顕著だ。

ID.CROZZのワールドプレミアは2020年後半と予想されており、市販型には『ID.4X』という車名が有力候補とされているようだ。



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