BMW X5 新型にPHV、EVモードは最大97kmに…欧州発売

直6ターボ+モーターのPHVシステム

フルデジタルコクピット

最新の先進運転支援システム

BMW X5 新型のPHV「xDrive 45e」
BMW X5 新型のPHV「xDrive 45e」全 13 枚

BMWは8月29日、新型『X5』(BMW X5)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「xDrive 45e」グレードを欧州市場で発売した。

画像:BMW X5 新型のPHV「xDrive 45e」

BMWブランドでは現在、『2シリーズ・アクティブツアラー』や『5シリーズ』などに、PHVグレードの「iPerformance」を用意する。X5では、先代モデルにPHVグレードとして、「xDrive 40e」がラインナップされていた。

直6ターボ+モーターのPHVシステム

新型X5にPHVが設定されるのは、今回が初めて。xDrive 45eは、先代よりも高性能なPHVに位置付けられる。PHVパワートレインのエンジンは、先代の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボから、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ(最大出力286hp)に変更した。このエンジンにモーター(最大出力113hp)を組み合わせて、システム全体で394hpのパワーと61.2kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは8速「ステップトロニック」で、4輪を駆動する4WDとなる。

動力性能は0~100km/h加速が5.6秒と、先代に対して1.2秒短縮した。最高速は235km/hに到達する。モーター単独で走行するEVモードの最高速も、先代の120km/hから135km/hに引き上げられた。

二次電池は、蓄電容量を24kWhに増した第4世代のリチウムイオンバッテリーだ。EVモードの航続は最大97km(NEDC:新欧州サイクル)で、先代から3倍以上に伸びた。この効果もあって、欧州仕様の環境性能は、燃費58.8km/リットル、CO2排出量39g/kmを達成している。

フルデジタルコクピット

インテリアには、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした新しいBMWの表示・操作システム「BMW Operating System 7.0」を装備した。カスタマイズできる10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルを採用している。

コントロールディスプレイは、より使いすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定にアクセスしやすくなった。ステアリングホイールのボタン、センターコンソール付近に配置されている「iDrive」コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、さらに音声コントロールとジェスチャーコントロールを備え、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報や設定にストレス無くアクセスすることが可能だ。

12.3インチのフルデジタルメーターパネルは、ディスプレイの中央に、ナビゲーションマップの一部などを表示する。さらに、改良されたヘッドアップディスプレイは、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながら、前方向を向いたまま必要な情報を受け取ることができる。

最新の先進運転支援システム

最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。1秒で2兆5000億回の演算能力を持つ画像処理プロセッサーと、高性能3眼カメラを搭載し、より正確かつ迅速な危険予測を可能にした。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。

さらに、パーキングアシスタントには、リバースアシスト機能が採用された。車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることを可能にしている。

《森脇稔》

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