【F1 ベルギーGP】ルクレールがキャリア初優勝…堂々のポールトゥウィン

F1ベルギーGP
F1ベルギーGP全 7 枚

F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが1日、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が堂々の走りで自身のF1キャリア初となる優勝を飾った。

圧倒的な速さでポールポジションを獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、スタートも決めてトップで1コーナーを駆け抜けた。後方でクラッシュがあり1周目からセフティーカーが導入されたが、6周目のリスタート後もトップをキープ。最後はルイス・ハミルトン(メルセデス)の追い上げを振り切り、自身のF1キャリア初となる優勝を飾った。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)はレース終盤、徐々にルクレールに近づいたが追い越すには至らず、0.9秒差で2位。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はタイヤ交換後にトップを走行していたがペースが上がらず徐々に順位を下げ、ラスト10周でタイヤをミディアムからソフトに交換して追い上げを図ったものの、ファステストラップを記録するにとどまり4位でチェッカーを受けた。

パワーユニット交換のペナルティで17番手スタートとなったアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が、苦労しながらも徐々に順位を上げ、ファイナルラップではセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に芝生まで追い出されながらもオーバーテイクを決め、移籍初レースを5位で締めくくった。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は7位、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は9位と、ホンダ勢3台が入賞。5番手スタートだったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はスタート直後に接触。そのまま走行したが、サスペンションを痛めておりコースアウト。1周目でリタイヤとなった。

F1ベルギーGP 決勝結果
1. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
4. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
6. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
7. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
8. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
9. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
10. ランス・ストロール(レーシングポイント)
11. ランド・ノリス(マクラーレン)
12. ケビン・マグヌッセン(ハース)
13. ロマン・グロージャン(ハース)
14. ダニエル・リカルド(ルノー)
15. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
16. キミ・ライコネン(アルファロメオ)
17. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
18. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
以上完走

--. カルロス・サインツ(マクラーレン)
--. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る