芸備線の全線再開は10月23日…平成30年7月豪雨による不通から1年3か月余りで復旧へ

三次~狩留家間の再開が10月23日に決まった芸備線の列車。
三次~狩留家間の再開が10月23日に決まった芸備線の列車。全 4 枚

JR西日本は9月6日、平成30年7月豪雨の影響で不通となっていた芸備線三次~狩留家(かるが)間の運行再開日を10月23日に決定したと発表した。

同区間は、白木山~狩留家間に架かる第1三篠(みささ)川橋梁が流出し、当初は「再開までに1年以上を要する」とされていた。

しかし、2018年11月には復旧工事に着手できる見通しとなり「2019年秋頃の運転再開」に修正。2019年に入ると、4月4日に三次~中三田(なかみた)間で通学利用を考慮した暫定的な運行が始まり、朝・夕・夜間のみ運行されるようになった。

その後、暫定運行区間で夏休み期間中に全面運休を行ない、線路改良工事が実施された結果、徐行区間がほぼ解消し、8月22日に運行時刻が修正されていた。

この再開により、平成30年7月豪雨で発生したJR西日本の不通区間はすべてなくなり、三次駅(広島県三次市)と下深川駅(広島市安佐北区)の間で運行されている代行バスは10月22日限りで終了。具体的な運行時刻は、決定次第発表するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る