休止が迫る上野動物園モノレール 10月31日にはラストランイベント

2001年に登場したこの40形の引退を機に、1957年12月の開業以来、およそ62年におよぶ歴史にいったん幕を閉じる時が迫った上野動物園モノレール。東京都交通局では「今後の車両更新またはそれに替わる方策については、都民等のご意見を伺いながら、検討していきます」としている。
2001年に登場したこの40形の引退を機に、1957年12月の開業以来、およそ62年におよぶ歴史にいったん幕を閉じる時が迫った上野動物園モノレール。東京都交通局では「今後の車両更新またはそれに替わる方策については、都民等のご意見を伺いながら、検討していきます」としている。全 5 枚

東京都交通局は9月25日、上野懸垂線(上野動物園モノレール)で運行されている40形の引退に伴なうイベントを10月に開催すると発表した。

上野動物園モノレールは、東京都台東区の上野動物園東園駅と上野動物園西園駅を結ぶ0.3kmの懸垂式モノレールで、1957年12月に開業した。

40形は2001年5月から4代目の車両として運用されていたが、老朽化と車両の特殊性を理由に引退することになり、それを機に上野動物園モノレール自体も11月1日の休止が決定。電気自動車などに代替されることになっている。

休止前最後の運行日となる10月31日には、16時30分から16時50分まで40形のラストランイベントが開催され、モノレール西園発の最終列車が出た後に運行される臨時列車の乗車や撮影会が行なわれる。

このイベントは50人を募集。参加は10月16日までハガキまたは東京都交通局のウェブサイトで受け付ける(ハガキの場合は消印有効)。1組2人まで申し込むことができ、応募多数の場合は抽選となる。

このほか10月12~31日にはモノレール東園駅で「40形車両ありがとうキャンペーン」が、10月26日にはモノレール西園駅で「40形車両ありがとうイベント」が開催される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  2. 600台ものカスタムカーが集結、「スタンスネイションジャパン」大阪で8年ぶり開催へ
  3. いすゞ初の電動ピックアップトラック『D-MAX EV』にSNSも注目「ロマンあるよな」
  4. 『マツダ6e』英国発表で日本への“右ハンドル車”投入にも期待ふくらむ
  5. 路面に「矢印」照らすウインカー国内初搭載、トヨタ『カローラクロス』が改良
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る