4台のアストンマーティン、『007』最新作に登場へ…2020年4月公開予定

DBSスーパーレッジェーラは725ps

最も有名なボンドカー「DB5」は7度目の起用

1970年代の名車「V8」も登場へ

ヴァルハラは2021年発売のHVハイパーカー

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ
アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ全 24 枚

アストンマーティン(Aston Martin)は10月5日、映画『007』シリーズ最新作として、2020年4月に公開予定の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(『NO TIME TO DIE』)に、アストンマーティン『DBSスーパーレッジェーラ』など4台が登場すると、ツイッターで発表した。

画像:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に起用される4台のアストンマーティン

DBSスーパーレッジェーラは725ps

DBSスーパーレッジェーラは、アストンマーティンとイタリアのカロッツェリアトゥーリングが共同開発した。かつて、アストンマーティンとカロッツェリアトゥーリングのコラボレーションにより、『DB4』、DB5、『DB6』と続くDB シリーズへの道が切り拓かれてきた。

DBSスーパーレッジェーラは、カロッツェリアトゥーリングの軽量構造テクノロジーに敬意を表して開発された。アストンマーティンのスポーツカーラインナップにおいて、頂点に位置するモデルになる。

DBSスーパーレッジェーラには、5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンを積む。最大出力725ps/6500rpm、最大トルク91.8kgm/1800~5000rpmという力強いパワー&トルクを引き出す。

トランスミッションはZF製の8速ATだ。カーボンファイバーやアルミなどの素材を採用し、乾燥重量は1693kgに抑えられた。その結果、DBSスーパーレッジェーラは、0~100km/h加速3.4秒、最高速340km/hの性能を実現している。アストンマーティン DB5 のボンドカーアストンマーティン DB5 のボンドカー

最も有名なボンドカー「DB5」は7度目の起用

アストンマーティンDB5は、映画『007』シリーズにおいて、最も有名な「ボンドカー」と称される。DB5が起用されたのは、第3作『007ゴールドフィンガー』と、第4作『007サンダーボール作戦』(1965年公開)など、合計6作品だ。

当時のボンドカーは、1964年式アストンマーティンDB5をベースに、アストンマーティンが特別製作した。機関銃、回転式ナンバープレート(フランス/イギリス/スイス)、脱着式ルーフ、攻撃用バンパーガード、オイル散布装置、煙幕、無線電話など、ボンドカーならではの数々の秘密兵器が組み込まれていた。アストンマーティンV8アストンマーティンV8

1970年代の名車「V8」も登場へ

アストンマーティンV8は、1972年に発表された。排気量5340ccのV型8気筒ガソリンエンジンを搭載していた。トランスミッションはZF製の5速MT。0~96km/h加速6.6秒、最高速235km/hの性能を備えていた。

1977年には、高性能グレードの『V8ヴァンテージ』が登場した。V型8気筒ガソリンエンジンは、パワーを40%、トルクを10%向上させた。0~96km/h加速5.2秒、最高速273km/hの性能を誇った。1987年の『007リビング・デイライツ』に、オープンの『ヴァンテージ・ヴォランテ』とサルーン(クーペ)が登場する。アストンマーティン・ヴァルハラアストンマーティン・ヴァルハラ

ヴァルハラは2021年発売のHVハイパーカー

アストンマーティン ヴァルハラは、2021年に発売予定の新型ミッドシップハイブリッドハイパーカーだ。軽量構造ボディを備え、公道走行可能な車としては最高レベルのダウンフォースを発生するエアロダイナミクス性能、アクティブサスペンションシステム、ドライバーコントロールシステムを採用する。公道とサーキットの両方で、ハイパーカートップレベルのダイナミクスを追求される。

ヴァルハラは、前方へ開くレーシングカーの「LMP1」スタイルのドアを備える。運転席と助手席の間隔を広げるために、センターコンソールの幅が拡げられ、ラゲッジスペースはシート後方のフロアからアクセスできる。
コックピットは、運転に集中できるよう、大胆で新しいデザインと素材を採用した。

「アペックス・エルゴノミクス」と呼ばれるこのコックピットは、ドライバーの背中、ステアリングホイールとペダル類の中心が、完全に整列している。ステアリングコラムに取り付けられたディスプレイは、ステアリングホイールのリムによって遮られることのない非常に優れた視認性を実現した。インフォテインメントシステムは、スマートフォンを利用する。

パワートレインは、アストンマーティンが自社開発したV型6気筒ガソリンターボエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドとなる。

この新しいパワーユニットには、「ネクセル」(Nexce)と呼ばれるシーリングオイルシステムが採用される。このオイルカートリッジは、90秒以内に交換することが可能で、交換されたオイルは、その後精製されて再利用される。このシステムは、サーキット専用車のアストンマーティン『バルカン』に初めて搭載され、その性能と耐久性をニュルブルクリンク24時間レースなどで証明してきた。ヴァルハラは、ネクセルシステムを搭載した公道走行可能な世界初の市販車になる。

《森脇稔》

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