アルファロメオ ジュリア&ステルヴィオ F1参戦記念仕様…ザウバーと共同開発

アルファロメオ クアドリフォリオ F1トリビュート 発表会
アルファロメオ クアドリフォリオ F1トリビュート 発表会全 18 枚

FCAジャパンは10月11日、アルファロメオのF1参戦を記念した限定車を『ジュリア・クアドリフォリオ』および『ステルヴィオ・クアドリフォリオ』に設定し、11月から販売を開始すると発表した。

F1参戦記念限定車の「F1トリビュート」は、F1でパートナーを組むザウバーエンジニアリングとの共同開発した専用エアロパーツを装備しているほか、専用のエンジンチューニングを施しているのが特徴。

FCAジャパンでアルファロメオプロダクトマネージャーを務める平野智氏は同日、都内で開いた発表会でF1トリビュートについて「イタリアにあるデザイン部門がアルファロメオのF1マシン『C38』と統一感を持たせるデザインを施したのがポイントのひとつ。またザウバーエンジニアリングが空力関連の開発、設計を行っている」と紹介した。

専用設計されたエアロパーツはフロントエアロスプリッター、大型サイドスカート、大型リアスポイラーで、「フロントエアロスプリッターがダウンフォースをより強くする設定になっている」という。このほかV字型カーボングリルを始め、グロスブラックディフューザー、カーボンエクステリアミラーハウジングなどの採用でベース車両との差別化を図っている。

また専用のエンジンチューニングに加えて、「アクラポヴィッチ製エキゾーストシステムの採用により、ベース車に比べて最高出力が10馬力アップの520馬力になっている」とした上で、「カーボンセラミックディスクブレーキの採用で、出力が高まっているだけでなく止める方もしっかりケアしている」と、平野氏は解説した。

一方、インテリアに関しては「カーボンバケットシートを始め、サイドパネル、インスツルメントパネルにもリアルカーボンを採用し、レーシーな雰囲気と実用性を兼ねている」とのことだ。またレッドシートベルトも限定車ならではのアイテムになっている。ちなみに専用のシートやブレーキ、エギゾーストシステムにより、ベース車両に対して27kg以上軽量化が図られているという。

F1トリビュートの価格はジュリアが1459万円、ステルヴィオが1495万円で、それぞれ6台、4台の限定販売となっている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る